石けん。

こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日、とある商業施設に買い物に行った際、トイレを使用しました。

感染対策をしっかりしようという意識のもと、備え付けられていた
液体石けんで手を洗った私。

手を洗い終わり、乾燥機を使おうと思ったところ、何ともまだぬるぬる
感が残っているような気がしました。

そのまま手をこすり合わせてみましたら、なんと泡が出てきたのです。

これではいけないと思い、もう一度すすぐことにしました。

ちなみに、出てくる水は温水ではなく、よく冷えたものです。

十分に洗い流し、ぬるぬる感もなくなったのですが、念のため再び
手をこすり合わせてみたところ、なんと、また泡が出てきました。

こすればこするほど泡は増えていき、まるでこれから手を洗い始める
かのような勢いで出てきます。

確かにしっかりとすすいだはずですし、爪の間も指の間もしっかりと
洗い流したはずなのです。

なのに、目の前には確かに泡があります。

どうしたものかと思ったのですが、そのままにしてトイレを出るわけにも
いきませんので、私はとことん洗い流すことを決意いたしました。

すすいでは手をこすり。手をこすっては泡が出る。

泡を流しては手をこすり。手をこする度に泡が出る。

冷たい水が流れる中、そんな一進一退の攻防を繰り返したのです。

やがて、ようやく泡の存在がなくなりほっとした頃、私の手は真っ赤
になっておりました。

この液体石けんの中身が何であったのか、どのような種類のもので
あったのかはわかりません。

しっかり洗い流すことの大切さを教えてくれる石けんなのかもしれ
ませんし、一押しで何度も使えるエコな石けんなのかもしれません。

あるいは、泡とのやりとりを楽しむための石けんなのかもしれません。

詳細はわかりませんが、ふと、洗濯機の「しっかりすすぎ」の機能が
頭に浮かび、洗濯物も冷たくてさぞ大変だろうなと思いました。

私と同じような体験をしたことがある、我が家ではいつもその石けんだ、
という方がいらっしゃいましたらぜひ佐藤までご一報ください。

それでは。