こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
新年度が始まって2週間が経ちました。
新入職員の皆さんも、緊張が徐々に和らいできている頃でしょうか。
平成28年度、新入職員としてIMS(イムス)グループの一員となった
皆さんは1621名。その内、14名のスタッフが当院に入職しております。
4月1日の全体朝礼では、新入職員全員が前に出て一言挨拶を行ったの
ですが、かなりの緊張感が伝わってきました。
特に私は職員の列の先頭に位置しておりますので、目の前で新入職員達を
見ていたのですが、がんばってほしいという気持ちや、懐かしいなぁという
思いや、何と言いますか、あまりの初々しさに多少の照れくささすらも感じて
しまうほどのフレッシュさだったのです。
自分が新人だった時はどうだったのだろう。先輩職員や上司にはどのように
映っていたのだろう。
などということも考えました。
今思えば、無知ゆえに随分と失礼なことを周囲に言っていたような気もしま
すし、若さゆえに多少なりとも尖っていた部分があったような気もします。
何とも恥ずかしいものです。
私が社会人になった時は、病院どころか医療とは全く関係のない職場で
働いておりました。
個人のお宅に訪問する機会の多いお仕事でしたが、ご高齢の方も多かった
ため、まるで孫のように可愛がってもらったことを覚えています。
あるお宅に訪問すると、ご飯や焼き魚が用意されていて、「一人暮らしで
朝ごはん食べてないんだろうから、作っておいたよ」と言われ、ご馳走に
なったこともありました。
お昼前に別のお宅に伺うと、「昨日の残りだけどカレーあるから食べて
いきなよ」と言っていただき、そのままお昼休憩としたこともありました。
またある時は「今から外でバーベキューするから少し食べていきな。庭に
なってる野菜で食べたいものあれば取っておいで」とのお話になり、焼肉
を食べ、自家製野菜を食べ、さらにはお土産の野菜までいただくということ
もありました。
他には、「今日佐藤君が来る日だからケーキ用意しておいたんだよ。少し
休んでいきなよ」とケーキとコーヒーをご馳走になった直後に、「若いから
たくさん食べられるしょ」と言ってごろんごろんと大きな餅が5つも6つも
入ったお雑煮を出していただいたこともありました。
皆様の温かさもあって、佐藤のお腹のぜい肉は順調に育っていったわけ
ですが、これも一つの幸せ太りだよなぁ、としみじみ思います。
その当時の仕事を通じて、多少なりともその優しさにお応えすることが
できたのかどうかは自分としては何とも言えませんが、その時にお世話
になった皆様への感謝の気持ちは今も持ち続けています。
今年社会人デビューしたルーキーの皆さんがこれからどのような道を歩む
のかはそれぞれかと思いますが、私としましては優しく厳しく接しながら、
少しでも成長の手助けをできれば、と考えている次第です。
そして私自身も新入職員達の成長に負けないよう、日々進化していきたいと
思います。
皆様、イムス札幌内科リハビリテーション病院の新入職員をどうぞよろしく
お願いいたします。
検索
アーカイブ
過去の投稿
- ► 2021 (157)
- ► 2020 (100)
- ► 2019 (103)
- ► 2018 (105)
- ► 2017 (105)
- ▼ 2016 (104)
- ► 2015 (103)
- ► 2014 (104)
- ► 2013 (107)