もぐら探し。

2017年5月30日火曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

運動会シーズン真っ只中ですね。

先週末に運動会を予定していた学校が多いようですが、あいにくの天候
でしたので、予定通りの開催とはならなかったところがほとんどだったの
ではないでしょうか。

当院のすぐ目の前にも小学校があるため、ここ最近は運動会の練習の
音や、小学生達の元気な声が聞こえてきておりました。

懐かしい気持ちになりながら、小学生の頃の自分や、もっと小さかった
頃のことを思い出していましたら、あることが思い浮かんできたのです。

それは、『もぐら』についてのことでした。

今から〇〇年前、今でも小さな背丈ですが今よりももっともっと小さく、
そして将来にお腹のぜい肉のことで悩むことになろうとは全く思いも
しなかった子どもの頃、私佐藤は頻繁にもぐらを探しておりました。

なぜ、もぐらを探していたのか。

実のところ、明確な理由と言いますか、大きな何かがあったのかどうかは
覚えておりません。

ただ、当時の自分からすると、何かの機会にもぐらの存在を知り、「土の
中を掘って移動したり、その中で生活している生き物がいるなんて…、な、
なんてすごいんだ…!」と思っていた記憶はあります。

そして、近所の公園に行く度に小さなスコップで穴を掘り、もぐらがいない
かと探しておりました。

友達のお母さんなどに「そこに穴掘って何してるの?」とよく聞かれたの
ですが、毎回、「もぐら探してるの」と答え、「たぶんこの辺りにはもぐら
いないと思うよ。もっと深いところじゃないと出てこないかもね」と言われ
ても、諦めずにいつももぐらを探していたのです。

実際、その当時の佐藤が掘れる程度の穴ですから、深さはかなり浅く、小さな
ものでして、当然そこからもぐらを発見できるはずもないのですが、その頃の
佐藤としましては何とかして、いつか見つけてやろうと毎回張り切っていたこと
を覚えています。

結局、ただの一度も、もぐらを発見することはないまま大きくなり、やがて
もぐらに対しての興味もなくなってしまったのですが、今でもなお、冷静に
考えれば「もぐらってすごいなぁ」と思うのです。

小さな虫などであれば土の中で暮らすということもあるのでしょうが、あの
ような生き物がずっと地中にいるというのはとても不思議な感じがします。

もぐらが掘る穴はどこまで続いているのか、どの程度の深さまであるのかなど、
とても興味がありますし、掘っている最中というのも見てみたいものです。

結果的に、これまで実際にもぐらを見たことはなく、佐藤の中では今でも多少
は気になる動物であり、どうして小さな頃にあそこまで必死にもぐらを探して
いたのかは謎のままではあります。

動物ということで言えば、ライオンとか、トラとか、ゾウだとかキリンとか、
小さな子どもが興味を持ちそうな生き物がたくさんいるのに、それらでは
なくなぜもぐらだったのか、自分でもよくわかりません。

ただ、当時に公園の中でしゃがみ込み、「今日こそは…!」という思いで穴
を掘り始めていた時のことは、今でもよく覚えています。

通勤中などに小さな子ども達を見かけると、同じ年齢の頃の自分はどんな
子どもだったのかなぁ、周りの大人達は自分をどう見ていたのかなぁ、という
ようなことをふと考えたりもするのです。

毎回毎回、公園に行く度にもぐらを探していて、ちょっと変わった子、と
思われていたのかもしれません。

でも、これは全くの個人的な見解ですが、常識がないのは困りものだとは
思うものの、いくらかはその人ならではの個性や、オリジナリティがあった
方が楽しくていいのかな、とは思います。

このブログについても、佐藤は佐藤の思ったことや思いついたことを書いて
おり、それほど特別なことを綴っているつもりもないのですが、読んでくだ
さる皆様からは「よくあんなことを思いつきますね」というような感想をたく
さんいただくのです。

もしかすると、幼少期にもぐらを探していたという、多少は変わっていると言え
なくもない考えが、今になってブログにも少しは影響しているのかもしれません。

まぁ、全く根拠はありませんが(笑)。

それと、念のためにお伝えしておきますと、当時の幼き佐藤も、日々もぐらの
ことばかり考えていたとか、

僕の憧れはもぐらなんです、とか、

なれるものなら将来もぐらになりたい、とか、

もぐらのグッズをたくさん集めたい、とか、

とにかくもぐらを見たくて駄々をこねた、とか、

もっと大々的に公園に穴を掘れないものかと常に考えていた、とか、

もぐらって漢字で書くと土竜なんだ、カッコイイ…、とか、

そのようなことばかりを思っていたわけではありません。

ただ、追加で思い出したのですが、当時の佐藤にとってもぐらは見たくても
なかなか見つけられない存在、希少な動物であったわけですが、その割には
ゲームのもぐら叩きでバンバンバンバン、もぐらを叩きまくっておりました。

もちろん、実際のもぐらを見つけた際に叩こうと思っていたわけではありま
せんので、その点も付け加えさせていただきます。

ちなみに、少し調べてみて衝撃だったのですが、どうやら北海道にはもぐら
はいないようです…。

幼き頃の努力は何だったのでしょうか…。

そして、心の中ではいつかどこかで、もぐらを見る機会が訪れるのだろうかと
思っていたのですが、北海道にいないのであればそれはないことでしょう。

まさか、東京などに出張した際に、もぐら探しリベンジ…!!との思いでスーツ
のまま公園で穴を掘るということにもならないでしょうし。

ブログをご覧の皆様の中には、実際にもぐらを見たことがあるという方はどの
くらいいらっしゃるのでしょうか。

これまでには、僕も小さな頃によくもぐらを探していたよ、ですとか、私も昔
は会いたかったなぁ、もぐら、という思ひ出を持っている方とお会いしたこと
は一度もありません。

もぐらの話題になることがまずないだけで、案外、もぐらを探したことがある
という方もいるのでは、などと一瞬は思ったりもしたのですが、きっとそのよう
な方はかなり少数派なことでしょう。

もしも、ブログをご覧の皆様の中でもぐらに興味があったり、佐藤と同じよう
な幼少期を過ごしていたという方がおりましたら、ぜひご一報ください。

地域によってはもぐらによる作物等への被害などがあり大変なようですが、
一方で絶滅が心配されている種類もいるようです。

もぐらを探すことはなくなり、直接見る機会もなさそうですが、今後ももぐら
関連のニュースなどには注目していきたいと考えております。

本日のブログの最初の話題とはかなり離れてしまいました。

運動会が延期されると先生方はもちろん、保護者の皆様も大変かと思います
が、今後は天候に恵まれて予定通りに開催されると共に、主役である子ども達
が怪我なく無事に終えることを願っております。

それでは。

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