こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
あれはある日の朝、通勤時のことでした。
いつもの時間にいつもと変わらず出勤し始めた佐藤は、いつも通りのコース
を車で走っていたのです。
出発してから数分後、自宅に近い住宅街を走行している時のことです、佐藤
は前方の路上に何かが落ちているのを発見いたしました。
それは丸くて、色はオレンジで、でも近づくにつれ、ただのボール状ではなく
一か所だけが何か飛び出ている物体であることがわかったのです。
住宅街ということもあり、佐藤はかなりの低速で走行しておりましたが、より
スピードを落とし、その物体の横を通過する際によく確認してみました。
すると、なんと、その物体、いえ、その愛くるしい姿は、まさに佐藤が大好きな
フルーツ、キングオブ柑橘類のデコポンだったのです。
これまでにも、デコポンの美味しさについてはブログの中で触れてきました。
(『好きなフルーツベスト5』、『もぐもぐタイム』)
「な、なぜこんなところにデコポンが…!」
と、驚いた佐藤だったのですが、さらにびっくりしたのは、そのデコポンの
角度だったのです。
デコポンの突起、いわゆるデコの部分は、普通に置かれていた場合、当然
のことながら上に位置しております。
ところが、佐藤が発見したデコポンはデコの突起が下になっており、尚且つ
単に下向きなだけではなく、斜めになっていたのです。
つまり、何と表現したらよいのでしょうか、ブレイクダンスなどで頭頂部を床に
つけてクルクル回転した後の決めポーズで、首が斜めに曲がった状態で頭を
地面につけたまま足を空に向かって突き上げている、そんな体勢でデコポン
が落ちていたのでした。
おそらく、デコの部分がひび割れてしまったことからその角度に落ち着いた
ものと思われますが、なぜ道路の真ん中に佐藤の愛するデコポンが部分的に
割れた状態で落ちていたのかは全くの謎であり、その角度はまさに奇跡という
しかありません。
しかし、佐藤の大好きなデコポンがそのような形になり、路上に落ちていると
いうのは大変切なく、かといって拾って食べるわけにはもちろんいかず、何とも
やりきれない思いになったある日の朝だったのです。
またある時の通勤中は、路肩にモコモコフサフサとした長い物体が落ちている
のを発見しまして、自然環境に恵まれた当院の近郊ということもあるものです
から、すぐに頭の中に浮かんだのはイタチなどの生き物でした。
そしてその生き物が路肩に横たわっているということは、
つまりはあまり想像はしたくありませんが悲しいことなわけであり、
かわいそうにな…、と思いながら、佐藤は恐る恐るそちらの方に目を向けました。
すると、
なんと、
それはコートのフードについているファーの部分だったのです。
シカやらキツネやらも出てくるこの環境だけに、紛らわしいなまったくもう!
と、若干の怒りすらも込み上げてきた佐藤ではありましたが、悲しい結果では
ありませんでしたので、ほっといたしました。
この他にも、ある日の夜、プライベートにて大型商業施設に行くことがあったの
ですが、そこの駐車場であるものを発見したのです。
佐藤は自身の車を停め、外に出た際に気が付いたのですが、薄暗い中でポツン
と置かれている物体がありました。
大きさ的には、2リットルのペットボトルが6本入っている段ボールを小さくした
くらいの物で、全体的には白く、多少テカテカしていたのです。
一体何だろうと思って近づきましたら、それはトイレットペーパー(12ロール入り)
でありました。
これは…、車に積み込もうとして忘れたのだろうな、ということがすぐに想像
できたのですが、最も大変なのは、忘れた方のトイレの状況なのです。
もしも、予備としての購入であったり、早目にとの思いから買って忘れたので
あれば問題ないのですが、今夜使う分のトイレットペーパーがないという状況
のもとで駐車場に置き忘れたのだとすれば…、
う~ん…、
お腹を壊しやすい佐藤としましては、恐ろしい状況と言えます。
広い駐車場の暗闇に取り残されているトイレットペーパー(シングル)は大変
滑稽であり、ついつい笑いが込み上げてきたのですが、もしもの事態を自分
に置き換えてみると笑えないなと感じつつ、
落し物として届け出るのもいかがなものかと思いましたし、
商業施設の方に知らせるのもなぁ、と躊躇し、
もしかするとハッと気付いて戻ってくるかもしれないしな、
との考えから、トイレットペーパー(香りつき)はそのままにし、佐藤は買い物を
することにしたのでした。
ちなみに、約1時間程度して駐車場に戻った時には、状況は変わっておりません
でしたので、その後どうなったのかはわかりません。
ということで、本日はちょっとした落し物や道で発見した物について綴ってみたの
ですが、いかがでしたでしょうか。
他にもいくつか発見したことがあるものの、あまり長くなってもいけませんので、
最近の中で特に印象的であった三つをご紹介しました。
皆様におかれましても、日常生活の中で驚きの落し物などを見つけたことがある
という方がいらっしゃいましたら、ぜひともお聞かせください。
なお、佐藤は何かを落としたという経験はほとんどありませんが、現在は、いえ
現在も、体重を落としたいとの思いは常に持っております。
落し物には気を付けましょう。
それでは。
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