認定試験対策。

2018年11月13日火曜日

地域医療連携室

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

これまでも何度かブログ内にてお伝えしてきましたが、毎年恒例で『認定
試験』が行われます。

当院が所属しているIMSグループ、系列であるTMG(戸田中央医科
グループ)、AMG(上尾中央医科グループ)、3団体を合わせたCMS
グループ合同の試験です。

医事課、総務課、経理課、健康管理、介護とカテゴリーが分かれており、
初級は共通ですが、合格後は分野ごとに中級、上級と進んでいきます。

特に上級試験は難しく、医事課のカテゴリーにおいては合格率が数パー
セントと、かなりの難関です。

平成30年度の試験日は、来年の2月16日に予定されております。

毎年、その日が近くなってきましたらブログでご紹介していたものの、
今年は何とこの11月の時点で話題に挙げてみました。

なぜか、と言いますと、お恥ずかしい話ですが、昨年、一昨年と当院の
医事課・地域医療連携室からは上級合格者が出ていないからです。

初級や中級はしっかりと合格を果たしているものの、認定試験の卒業
がかかった上級については、平成27年度を最後に合格者を輩出でき
ておりません。

毎年、スタッフは本気で勉強に取り組んでおりますし、佐藤は自身が
合格した時の体験談を伝えたり、質問に答えるなどしてバックアップ
を行ってきました。

しかし、現実としては、この2年間上級合格者がいないのです。

したがいまして、今年は、本気の本気です。

本気の中の本気、意地でも合格者を出す、

いえ、目指していくべきは全員合格、

いや、必ず、必ずや全員合格!!

と、強い思いを持ち、意気込んでいるところです。

当院の医事課は、外来受付、入院係、病棟クラーク、病歴管理室、地域
医療連携室から構成されており、基本的には各セクションに主任を配置
しております。

今年は、各主任達が中心となり、試験の合格に向けた様々な取り組みを
すでに開始しているところなのです。

これは、今までにない早い時期からの取り組みであり、佐藤も例年以上
に力を入れて資料の準備などを行っております。

佐藤自身の経験から言えること、それは、『勉強はまずメンタル』という
ことです。

気持ちがついてこなければ、決して楽しいとは言えない試験勉強を続ける
ことなどできませんし、合格点に達することも到底できません。

日々の業務での疲労や忙しさ、プレイベートでの家事や育児、それ以外の
用事、体調等、各自でそれぞれの事情があるかと思いますが、今の自分を
どうメンタルコントロールすれば勉強に集中できるのかをまずは考え、そして
実行しなければいけないのです。

そのため、佐藤は先月末から、とにかく試験の話題を毎日の中で出すよう
にしておりまして、そこに主任達の取り組みも加わり、部署内で日常的に
試験対策の話や焦りの声が聞かれるようになってきました。

非常に良い傾向と思いますし、毎月開催している医事課のミーティング・
勉強会でも試験対策の内容を盛り込み、年内、年明け、そして試験日まで
認定試験の話題で埋め尽くしたいと思っております。

今年は、本当に本気です。

現時点の受験者は初級が1名、中級が4名、上級が8名となっております。

皆様とお会いするスタッフの中にも、試験を受ける予定の者が多数いるかと
思いますので、もしも顔を会わせたり接する機会がありましたら、

「試験勉強、がんばってますか?」と優しく声をかけていただいたり、

「認定試験、合格するんですよね?」とプレッシャーをかけていただいたり、

唐突に「回復期リハビリテーション病棟入院料の施設基準について述べよ」、
と問題を出していただいたり、

他にも、「外来緩和ケア管理料の点数は何点か?」ですとか、

「AMIとは何の疾患の略か?」とか、

「在宅復帰率の計算式を答えなさい」とか、

「療養担当規則第1章、第5条の3について述べよ」、

などなど、お時間の許す限り、皆様の業務に関する知識の中でいきなりの
質問をしていただけますと、常に油断することなく取り組めますので、大変
ありがたいです。

佐藤自身、上級試験合格に向けた対策を行っていた際は、大人になって
から一番と断言できるほど勉強いたしました。

あまりに知識を詰め込み過ぎたことから、

「これはすごく感動するなぁ」と言おうかと思いましたら、「これはすごく感染
防止対策加算」と口にしてしまいそうになったり、

「いやぁ、いい天気だ」と言おうとして、「いやぁ、いい医療安全対策加算」と
言葉にしてしまいそうになってみたり、

「あれっ、印鑑がないよ」と話をしようとしたところ、「あれっ、院内トリアージ
実施料」と頭の中で変換されたりして、

これはある意味やばいかも…、と思いながらも、一方では、かなり仕上がって
きてるぜ…!とも感じながら試験に挑み、無事に合格したのです。

ただ、その当時の佐藤は医事課の実務経験がない地域医療連携室のスタッフ
でしたので、頭の中が試験勉強とそれに関する知識でいっぱいになりましたが、
今年上級を受けるメンバーには毎日の業務で得た知識と経験がありますので、
より有利に、余裕を持って学び、吸収できるものと思われます。

日々プレッシャーをかけるだけではただの苦痛になりかねないため、真剣に
取り組みつつも全員で協力してやる気を出し、楽しく勉強できる環境にして
いこうと考えているところです。

試験本番まではまだ時間があります。

ブログをご覧の皆様には、試験合格のため勉強をがんばるスタッフに向けて
ぜひともパワーを送っていただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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