こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
現在、佐藤は右手の甲を痛めております。
決勝進出をかけたサッカーの大切な試合で相手選手と激しく接触
し、それでもゴールを決めるべく何とか執念でシュートを打った際
に転倒して痛めたのです…、
と、なればかっこいいのですが、実際のところは全く、1ミリたりとも
そのような事実はございません。
では、なぜ右手の甲が痛いのか。
それは謎です。
明確な原因はわかりません。
ただ、唯一可能性があるとすれば、先日の就寝前に右の頬に右の
手のひらをあてがいながら、横になって肘をつきつつスマホを使って
おり、結局そのままの体勢で眠りについてしまった、ということが挙げ
られるかと思います。
つまり佐藤の右手は、頭と、顔全体との重さを全て背負い、長時間
耐えていたかもしれないのです。
常に痛いというわけではありませんので、日常生活に大きな支障は
ないことから、当院の整形外科を受診することもなく、痛み止めなど
を飲んだり湿布を貼ったりするでもなく、無理だけはせずに過ごして
おりますが、時に、その角度や動きによっては痛みが走ります。
佐藤は幼い頃からスポーツを多々行ってきましたので、冒頭で書き
ましたような状況にて本当に怪我をしたことはありますし、
陸上をしていて腰を痛めたり、
サッカーをしていて出血したり、
フットサルをしていて足首を負傷したり、
サッカーをしていて絶好のシュートチャンスを迎え、「これは確実
にゴールだ!」と思いきり足を振り抜いたところとんでもない音と
激痛とで目が覚め、実は夢を見ていて佐藤の足はベッドのすぐ
横にある壁を全力で蹴っていた、
などということもありましたし、日常生活で寝違えたりなどもありま
したが、佐藤の全ての怪我を振り返ってみても、手の甲を痛める
のはおそらく初めてのことなのです。
たかが手の甲、されど手の甲、そんな言葉が現在の佐藤の心の
中には響いております。
何気ない動き、ちょっとした行動の中でも、手の甲は活躍している
のだなぁ、ということが痛みを通じてわかるのです。
それは手の甲が、
「日頃はなかなか注目されない身体の部位だし、やせたとか太った
とかも全然ないし、乾燥してカサカサしたらハンドクリームを塗って
復活するところが最大の見せ場かもしれないけれど、手タレなわけ
でもないけれど、手の甲は手の甲で大事なんですっ!」
と、言っているようにも聞こえます。
普段は当たり前だと思っていることも、その裏ではしっかりとその
当たり前のことを支えている人や物や事や場所があるよなぁ、など
ということを考えさせられるこの数日なのです。
幸い、順調に回復していることから、痛みが長引くことはなさそう
ですが、まだもう少しは手の甲をかばう場面もあるかと思います。
また、痛みの具合を確認するために、手首や指を色々な方向や
角度で動かす場合もあるかと思いますので、皆様がその様子を
見かけることもあるかもしれません。
まるでバスケのシュート感覚を確かめるかのような動きであったり、
誰もいないのに急に手を振ってみたり、
脳トレのようにグーパーグーパーを繰り返したり、
突然小指だけを立ててみたり、
真顔で親指を立ててみたり、
小指と親指を立てて南国な雰囲気を醸し出してみたり、
拳を何度も突き上げてみたり、
勝利した後の力士のように空中で「心」を書いてみたり、
その時々で、色々な動きをしているかもしれませんが、これらは何
かふざけているわけではなく全て手の甲の状態を確かめるための
ものなのです。
お伝えしたような動きを佐藤が一人でいきなり行ったとしても、痛み
が出ているのは手の甲のみであり、頭は(おそらく)正常ですので、
どうかご理解いただれけばと思います。
暖かくなってきましたので、レジャーを楽しまれる方も多くいらっ
しゃるかと思いますが、くれぐれもお怪我にはお気を付けください。
また、お休みの際は、片手のみで長時間にわたり頭や顔を全て
支える体勢というのは思わぬ怪我や痛みに発展することがあり
ますので、ご注意いただければと思います。
それでは。
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