姿勢が大切です。

2015年3月17日火曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

これまでに何度かブログの中でも触れてまいりましたが、
私はよく肩や首がこります。

常に、毎日ということではないのですが、ひどい時ですと目
や頭までもがズキズキすることもあり、とてもつらいのです。

自宅でストレッチを行ってはいるのですが、なかなか改善せず、
そもそもその方法が正しいのかどうかもわかりません。

そこで先日、私は当院のリハビリスタッフ(理学療法士)に
相談をしてみました。

効果的なストレッチの方法や気を付けるべきことについて
教えてもらったのですが、その中でわかったのは『姿勢』が
とても重要だということ。

立っている時の姿勢、座っている時の姿勢、机でパソコンに
向かっている時の姿勢、そういったものが肩こりや首こりにも
大きく関わっているようなのです。

自分ではなかなか気付くことができませんが、専門職である
第三者に診てもらうことで、「なるほど、知らないうちにこんな
姿勢になっているんだ」と知ることができました。

さて、そんな中でのつい先日のことです。私は、自院にて
Web会議に参加いたしました。

北海道、宮城、山形、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬など、
IMS(イムス)グループの様々な施設が集まる会議です。

私のパソコンには小さく自分自身の姿が映っており、本会場で
ある池袋の会議室モニターには、私を含めたWebでの参加者
が大きく映し出されています。

会議も中盤に差し掛かった頃、私はあることに気が付きました。

「自分の姿勢が良くない」ということです。

私自身としては真っ直ぐに良い姿勢で座っているつもりなの
ですが、モニターに映る姿では体がやや右に傾いています。

まさに、これこそが肩こりや首こりの原因の一つなのでしょう。

これまで何度もWeb会議には参加してきたものの、そのような
ことを気にしたことはありませんでした。

これもリハビリスタッフによるアドバイスのおかげだと感謝し、
私は会議の休憩時間を使って正しい姿勢を保持することを
試みたのです。

ところが、なかなか思うような正しい姿勢をとることができません。

いえ、私としては正しい姿勢のつもりなのですが、画面で確認を
するとやはり体は傾いており、その傾きを直せば直すほど私に
とっては窮屈に感じてしまうのです。

「これは…、長きにわたるおかしな姿勢のせいで体が歪んで
しまったのだろうか…」

そんな思いもあったのですが、当院のリハビリスタッフに診て
もらった際には歪みの心配はなさそうとの話もありましたので、
その言葉を強く信じ、時々モニターをチェックしながら、できる
限りの正しい姿勢を心がけたのでした。

会議が終わると、私の体は首まわりを中心にすっかり疲弊して
おり、きちんとした姿勢を保つということは、本来これほどまでに
大変なことなのだと痛感したのです。

そして会議の片づけをしようとしたその瞬間、私は、思わず
その場に立ちつくしてしまいました。

なぜなら、Web会議用のカメラが傾いていたからです。

姿勢が悪かったのは私ではなく、Webカメラの方でした。

安心したような、拍子抜けしたような、この数時間の無理な姿勢
が及ぼす影響が怖いような、そんな気持ちでしたが、この日の
カメラを設置したのは他でもない私自身。

誰かに物申すことなどできるはずもなく、次回からはよりフラットに
カメラを設置しようと心に決め、首を回しながら帰宅したのでした。

皆様の中で肩こりや首こり、姿勢が気になる方がおりましたら、
やはり自分自身でのチェックはなく、他のどなたかに確認して
いただくことをおすすめいたします。

私はスタッフに教えてもらったストレッチなどをしっかり行い、
姿勢を気を付け、どこもこらない体作りを進める予定です。

それでは。

 

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