夏のバッタとジグザグ。

2015年8月25日火曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

最近、当院の敷地内で頻繁にバッタを見かけます。

それも、小さなものだけではなく、いわゆるトノサマバッタ
のような大型なものもいるのです。

自他共に認める虫が苦手な佐藤としては、バッタがあちこちで
飛び跳ねているという状況は気が気ではありません。

幸い、院内に入ってくるということはないため、仕事中にそわ
そわすることはないものの、出勤時や帰宅時、外勤の際に表
に出た時などは特に注意が必要なのです。

そんな中のつい先日、私が自宅に帰ろうと職員駐車場を歩いて
いたところ、「ビビビビッ!」と大きな音が聞こえました。

そして次の瞬間、なんと私の左の耳におそらくバッタと思われる
虫が突入してきたのです。

羽音の大きさから察するに、それはトノサマバッタであった
ような気がします。

私は「どぐわぁ~!」とおかしな声を出しながら身をかがめ、耳
でワンクッションしたバッタが肩や背中や頭などに付いていない
かと軽いパニックになりました。

しかし万が一本当に付いていた場合は手で払うと触れてしまう上、
とんでもない事態に発展しかねません。

そのため、私はあちこちに息を吹きかけたり、ワイシャツの胸の辺り
を何度も引っ張って戻してを繰り返して振動を与えたり、その場で
ドタバタと足踏みをしたり、ジャンプしたり、ロックドラマーのように
頭を激しく振ったりしてバッタがいないことを確かめたのです。

実は、その前日には職員玄関の前で小型のバッタが目の前にいる
のを発見したのですが、ピョンと跳んだと思ったら私の左胸のポケ
ットにくっついておりました。

その時はなるべく落ち着いて、しかし肺活量はマックスで息を吹き
かけなんとか事なきを得たものの、この二つの経験は佐藤にバッタ
対策を考えねばと思わせるには十分だったのです。

対策と言っても色々とあるかと思うのですが、この恵まれた自然
環境は当院の特長でもありますので、なるべくならばバッタとも
仲良くするための方法を考えなければなりません。

しかし、どうすればよいのか。

よくよく考えてみましたら、バッタというのは急な方向転換は
しないということに気が付きました。

バッタは、自身が向いている方に向かってほぼ一直線に飛び跳ねます。

つまり、私がバッタの通り道にいなければ、ぶつかったり、身体の
一部にくっついてアクセサリーとなることもないのです。

そんなわけで、私は近いところも少し離れたところも地面をよく観察
し、バッタがいればその進行方向には入らないことにいたしました。

したがいまして、左にバッタがいれば右によけ、右にバッタがいれば
左によけ、ジグザグ、ジグザグと歩くことにしたのです。

特に駐車場ではその方法が有効と考えておりますので、佐藤が
右に左にと進路を変えながら歩いていたとしても、当然のこと
ながら酔っ払っているわけではございませんので、どうかご了承
くださいますようお願いいたします。

また、バッタをよけジグザグに歩くことに集中し過ぎるあまり、
結果的に目的の場所とは全く別のところにたどり着いてしまう
ということがあるかもしれません。

キョロキョロしていたとしても、それは決して自分の車がどれ
なのかわからなくなったということではございませんので、心配
はご無用です。

皆様の中で、バッタが跳んできたとしても次から次へと捕まえて
自然に帰してあげるので目的地まで最短ルートで歩きなさい、と
いう優しい方や、自分もぜひ一緒にジグザグに歩きたいという虫
を苦手にする方がおりましたら、いつでもご一報ください。

それでは。



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