こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
これまでにもお伝えしてきましたように、私佐藤は鼻炎持ちですので、
春先などは特に鼻水が出てきてよく鼻をかんだり、鼻がつまってしまい、
どうにかして鼻通りをよくしたいと苦戦することが多くなります。
すると、鼻を強くかみ過ぎてしまうためか、鼻に触れる機会が増えるため
なのか、鼻の粘膜が弱っているからなのか、様々な場面で時に鼻血が出て
しまうのです。
「ふんっ」と鼻をかんだ後にふいにティッシュに目をやると、白いはずの
ティッシュが赤くなっていたり、鼻づまりを解消すべくあれこれ試している
うちに鼻水が垂れてきたかと思いきやそれは鼻血であった、というような
こともあります。
つい先日もお風呂に入っている時に顔を洗い、「ふぅ、さっぱりした」と
目を開けて鏡を見たところ、爽快な気持ちとはかけ離れた状況であり、
右の鼻から流血しておりました。
またある時は洗面所にて顔を洗い終えた後に目を開けると、ほんの数十秒
前までは白であった洗面台回りのあちこちが赤くなっていて、「えぇ!?」と
相当驚いたのですが、その原因は洗顔中に出てきた私の鼻血でした。
顔が日々オイリーになることから、ついつい洗顔料を豪快に泡立ててゴシ
ゴシと洗ってしまうのですが、鼻のためにも優しく洗顔しなければいけない
と反省しております。
あまりに強く洗うのはお肌にもよろしくないようですしね。
ところで、鼻血が出た時に活躍するものに、『つっぺ』があります。
私もよく装着しますし、先日のブログ「きてます」の中でも普通につっぺと
いう表現を使っていたのですが、実はこれ北海道の方言なのだそうです。
全く知りませんでした…。
小さな頃から当たり前に使っていましたし、方言というのはおそらくそう
いうものなのでしょうが、もしも道民以外の方が見ていたら、先日の記事も
「つっぺ??」という感じだったのではないでしょうか。
北海道の方言と言えば「なまら」や「ゴミを投げる」などが有名ですが、
つっぺのように日々の生活の中で何も気にせずに使っている方言が
まだまだありそうだなと思いました。
当院はIMS(イムス)グループの一員ですが、本院や関連施設は関東に
たくさんありますので、そちらのスタッフと関わる機会も多々あります。
もしもそのような時に「いや~、昨日鼻血が出てしまって、つっぺを詰め
ながら仕事してましたよ」などということをうっかり口にすると、「…それ、
何??」となってしまうことは間違いありません。
あるいは、「さっき運転中に鼻血が出てきたからつっぺをしたんだけど、
あまりにフィットし過ぎてもはや鼻の一部になっちゃって、うっかりその
ままコンビニに行ってしまったよ」、と恥ずかしい体験を話しても、「それ、
どういう状況??」となってしまうのです。
しかしながらつっぺという言葉はどこか愛くるしく、少しばかり愉快で、
鼻血が出てしまった驚きや焦りを多少なりとも和らげてくれるような、
良い方言だな、と個人的には感じております。
佐藤は採血を始め、血液を見ること自体を苦手としておりますが、そんな
私でも「つっぺ」と心の中で呟くことで、ふっと緊張がほぐれるような気すら
するのです。
恒例の職員健診、そして採血が近づいてきておりますが、つっぺという言葉
を心に留めつつ、乗り切ろうかなとも考えております。
皆様の中でつっぺをよく使うという方、つっぺ以外の表現の仕方を知っている
という方、つっぺが何かよくわからないので使い方をぜひ知りたい、という方、
つっぺを作ることにかけては右に出る者がいない、という方がおりましたら、
佐藤までお気軽にご一報ください。
本日も鼻に関する症状は続いておりますが、つっぺのお世話にならぬよう、
ソフトに鼻をかみたいと思います。
皆様も鼻のかみ過ぎにはどうぞご注意ください。
それでは。
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