続・スイカの話。

2017年7月18日火曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先週末は札幌でも気温が34.9度を記録し、とてつもない暑さとなりました。

もはや、30度を切っただけで涼しく感じてしまうという、ここは本当に北海道
なのだろうかと疑いたくなるような夏となっております。

さて、そんな中、気持ちからでも涼しくなろうと思い、先日のブログでは佐藤の
好きなフルーツ第1位であるスイカについて書いてみました。

結果的にはただスイカが食べたくなっただけで、ちっとも涼しい気持ちにはなれ
ませんでしたので、今回こそはという思いで本日もスイカのお話しです。

佐藤とスイカの出会い、まずこれについて考えてみたのですが、明確な記憶は
よみがえってきませんでした。

佐藤の中での最古の記憶は、かろうじて4歳だった頃のものがいくつかは思い
出せるのものの、その中にスイカに関するメモリーはなかったのです。

むしろ、思い出されるのは佐藤の好きなフルーツ第2位(1位のスイカとは
僅差)のメロンのことであり、実家にある写真の中でも、幼き頃のまだスリム
だった佐藤がメロンと共に写っているものがあったと記憶しております。

では、スイカについて何を思い出せるのかと言いますと、とにかく夏にはよく
食べていたなということと、お風呂で冷やしたスイカのことが思い出されました。

それは祖父母の家に遊びに行った時のことで、佐藤がスイカを好きなことから一玉
丸ごとを買っておいてくれ、お風呂に張った水の中で冷やしてくれていたのです。

今では丸ごと一玉でスイカを買うという機会はないですし、もしも一玉で買った
としても、お風呂に水を張って冷やすということはしないかと思います。

ただ、やはり心のどこかでは、お風呂のたくさんの水の中で冷やすことに憧れも
ありますし、小さな頃の佐藤からすればなおのこと、それが楽しく感じられたこと
をよく覚えているのです。

ちなみに、その時に冷やしたスイカの約半分は佐藤が食べてしまいました。

また、他にスイカに関することで思い出せるのは、佐藤が当時住んでいた家の
庭でスイカの栽培に挑戦したことです。

当時は庭でトマトやナスやキュウリやアスパラや、色々な野菜を作っており、
収穫したてのそれらが食事に出ることがよくありました。

今ほど味の違いはわからなかった少年佐藤ですらも、新鮮な野菜の味はこんな
にも違うのかと感じたことを覚えていますので、今であればもっともっと美味しく
感じたり、自宅でそれらが収穫できることの楽しさやある意味での贅沢さをたく
さん感じるのだと思います。

当時はそこまでの思いにはならなかった佐藤ですが、それでも一番楽しみにして
いたのがスイカを育てることへの挑戦でした。

まったくの素人がスイカを大きく、甘く、上手に育てるのは難しいと聞いては
いたものの、それでも心の中では自分の家の庭にスイカができることに期待
を持ちながらワクワクしていたのを覚えています。

ただ、結果的にはとても小さな、ミニサイズのスイカしかできませんでした。

中身はなんとかスイカの味がしたのでとても嬉しかったのですが、買ってきて
食べるような甘いものではなかったのです。

また同じ頃、農家を営んでいる友人の畑で遊びながら、栽培しているトマトなど
を自由にもいで食べていたことがありました。

やはりもぎたてはとても美味しく、鮮烈な香りと共に、野菜が本来持つ甘みを
存分に感じられたことを覚えています。

友人の家で栽培しているものの中にはスイカもあり、その大きさは佐藤の家の
庭で作ったものとは比較にならないほど大きく、立派なものでした。

しかし、あまりによくできているものは出荷し売り物になるため、トマトのように
自由にとって食べるわけにはいきません。

それでも、友人達と何人かで遊びながらだったのでいたずら心も働き、スイカを
一個食べてみようということになったのです。

それなりの大きさのものを選び、そのまま豪快にスイカを地面に落として割りました。

その中身は真っ赤に熟して美味しそうに…、となっていればよかったのですが、残念
なことに果肉はまだまだ白いものだったのです。

せっかくなのでみんなでその白いスイカを食べてみたものの、青臭さがすごくて、
とても食べられるものではありませんでした。

ちなみに、そのスイカは畑にそのまま放置だったわけですが、後から見つかって
友人は両親からかなり怒られたそうです。

と、気付けばスイカにまつわるノスタルジックなお話しになってしまいました。

今回もまた、涼しさはちっとも感じられそうにありません。

ただ、一つ言えることは、本日ブログで綴ったスイカに関するお話しは、全て
良い思ひ出や良い経験だということです。

きっと、楽しいことも良いことも、あまり良くないことも切ないことも、時間
が経ってみると良い経験だったなぁ、とか良い思ひ出だなぁと思えることも
多いのではないでしょうか。

そんなわけで…、

今のこの激暑い日々も、きっと後から考えたら良い思ひ出となるはずなのです!

なので、少し病棟を行き来しただけで汗が流れてくることも、

昼食直後などは黙って座っていても汗が流れてくることも、

自宅内の暑さがすごいことになって寝付けないことも、

帰宅後はもはや保冷剤が友達、という状況も、

全て、良い経験なのです。

そう思わなければ、スイカを食べてもこの夏を乗り切れそうにありません…。

本日は涼しくなるためのお話しのはずが佐藤の懐かしい話となり、そして
最終的にはこの猛暑に対しての覚悟を決めるためのブログとなりました。

皆様、先日もお伝えしたように7月27日はスイカの日です。

スイカ大好きな佐藤に、暑がり汗かきでもこの夏を楽しもうとしている佐藤に、
スイカをお中元として贈りたい、という素晴らしいお考えの方が万が一おりまし
たら、いつでも、何個でも、種類を問わずお待ちしております。

本日は週末から一転して低めの気温となっておりますが、まだまだ本格的な
夏は続きますので、皆様、くれぐれも体調にはお気を付けください。

それでは。

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