佐藤が愛する、北海道コンサドーレ札幌の2018年シーズンが終わりました。
ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、初めての2年連続残留を
果たし、J1リーグにてクラブ史上最高順位である4位を記録しております。
ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の出場権を獲得できる3位まであと一歩
でしたが、惜しくも最終戦を引き分けたことでそれは叶いませんでした。
また、天皇杯の結果次第では4位のコンサドーレにもACL出場のチャンスが
残されていたものの、そちらの可能性もなくなってしまったのです。
最終戦、勝てば3位が確定し、2位にすらなれる可能性があった中で、2対0
とリードしてからの引き分けでしたので、本当に悔し過ぎます。
しかし、冷静に考えてみれば、J1での4位です。
最後まで2位の可能性を残した中での4位なのです。
シーズン前は、残留争いをするだろうと予想した方々も多くいる中での4位、
J1に18チーム、J2には22チーム、J3にも17チームある中で、トップカテ
ゴリーであるJ1での4位なのです。
あまりに嬉しく、誇らしいため、何度も繰り返してみました。
コンサドーレは、決して資金力のあるチームではありません。
むしろ、お金はないクラブです。
ビッグネームを次々に獲得して戦力を上げるということはできません。
それが、昨年までに積み重ねてきたチーム力と、新加入した選手達の活躍と、
チームの経営ビジョンと、元代表選手達の経験と、ユース出身選手達の躍動
と、ペトロヴィッチ監督の超攻撃的サッカーと見ている人達を魅了する哲学と、
四方田コーチの分析力と昨年培った守備力とセットプレーと、ものすごく熱くて
温かいサポーターと、
色々なものが絶妙にマッチして、
良い部分がたくさん出て、
ラッキーもあればアンラッキーもありましたが、
全てが集約しての4位、なのです。
これは、ものすごいことだと思います。
素晴らしい結果であり、20年以上コンサドーレを応援してきている佐藤から
しますと、まるで夢のようなシーズンでした。
佐藤が観戦した試合は数少ないホームでの負けになってしまい、昨年から
続いていた観戦時無敗記録は途絶えましたが、テレビではもちろん、放送
がない時はラジオやテキスト速報でも、とにかく応援を続けた結果、クラブ
の歴史を変えるシーズンとなり、本当に嬉しいです。
実は、佐藤は今年の1月にブログ内にて今年のコンサドーレの躍進を予想
しておりましたが、覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。
ぜひ、『600回記念。~佐藤だらけの新春座談会~』をご覧ください。
正直なところ、1月の時点では期待と、不安と、とにかく信じるのみだと
いう思いでいたのですが、いざ、本当に強いチームになると、試合を見る
楽しさがこれまでの3億倍程度になった一方で、慣れないことに戸惑う時
もありました。
なぜなら、J1の名だたる強豪や、歴史のあるチームが、コンサドーレを
警戒し、リスペクトして戦ってきたからです。
「こ、こんなことって今までにないな…」と、佐藤は感動するやら、驚くやら、
でも、もうこれからは相手チームにしっかり研究されることになるのだなと
いうおそろしさやら、色々な思いがありました。
あと少しでACL圏内、とか、上位対決だとか、そんな言葉や文章を新聞
やテレビで見る度に、「これが強豪チームのサポーターの気持ちか…!」
と初めての経験する思いになったのです。
佐藤には本格的にサッカーを語るほどの知識や経験はありませんが、とに
かく、今年の1年間は楽しくて楽しくて、嬉しくて嬉しいシーズンでした。
ただ残念なことに、チームを去ってしまう選手もおります。
これは、プロの世界では仕方のないこととはいえ、とても寂しいものです。
もっともっと、コンサドーレの選手としての戦いを見ていたかったという
のが率直な思いであり、同時に、これまでの活躍と功績に心から感謝
して、ありがとうございましたという気持ちが佐藤の中に溢れております。
そして、早くも来シーズンに向けた補強、移籍の話題も出てきました。
とても楽しみですし、どんな選手であれ、いちサポーターとしましては
新加入の選手を全力で応援したいと思います。
果たして、来シーズンはどのような戦いが待っているのでしょうか。
今シーズン以上の活躍を期待しつつも、そう簡単には勝てないのもまた
J1リーグであると思います。
決して、今年の結果の全てが実力だけではない、という思いを個人的には
感じているのも事実です。
しかし、やっぱり、なんやかんやと言っても、最終的には期待と飛躍する
イメージしかありません。
必ずや、今シーズンに成し得なかったことを達成してくれるものと信じて
おりますし、そう願いながらストーブリーグを楽しみたいと思います。
これ以上書き続けますと、普段のブログ10回分ほどの文章になるかも
しれませんので、このあたりで締めなければなりません。
2018年シーズン、本当に楽しかったです。
選手、監督、コーチ、スタッフ、社長、北海道コンサドーレ札幌に携わる
全ての皆様、お疲れさまでした!!
今までに見たことのない景色を見せていただき、ありがとうございます!!
全てのサポーターの皆様、お疲れさまでした!!
ホームはもちろん、アウェイ戦でも大きく響き渡る応援の声は素晴らしく、
北海道の誇りです!!
来年は、まだ見たことのないさらなる高みにある景色をみんなで見にいける
ことを信じています!!
関係者の皆様、佐藤にご協力できることがありましたら、いつでもお気軽に
ご連絡ください。
We are sapporo!!
それでは。