冷夏とエルニーニョ。

2019年7月19日金曜日

日常

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こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

早いもので7月もすでに半分以上が過ぎましたが、今の季節は
と言いますと、どなたに聞いても「夏」というお答えが返ってくる
ことと思います。

ただの「夏」、ではなく、「本格的な夏」が正解かもしれません。

しかし、

しかし、

しか~し!

ここ最近の過ごしやすさはいかがなものでしょうか。

ポジティブに考えれば過ごしやすいのですが、夜などは肌寒さ
を感じることすらあることから、夏好き佐藤としましてはいささか
物足りなさを感じているのが正直なところなのです。

これはやはり、冷夏、なのでしょうか。

5月のブログで暑さをお伝えした時には、今年の夏はとんでも
ないことになるのではないか、という予感もあったものの、どう
やらそんなことはないのかもしれません。
(『夏日か真夏日かそれとも…』)

テレビなどで見た方、報道等で耳にした方もいらっしゃることと
思いますが、「エルニーニョ現象」が起きていると冷夏、そして
暖冬になるのだそうです。

先週の時点で、エルニーニョ現象は終息したとのことでしたが、
これまでの過ごしやすい夏はやはりその影響かもしれません。

暖冬、という言葉にはかなり嬉しさがあるものの、やはり冷夏と
いうのは少し寂しいものがあります。

冷夏ですと農作物への影響なども大きいようですから、この後
は平年並みに暑い日々が訪れることを願うばかりです。

ところでこのエルニーニョ現象、佐藤にはサッカー選手の名前
のようにしか聞こえません。

【エルニーニョ】
南米のプロリーグで活躍したサッカー選手の名前。ポジション
はフォワード。特に、フリーキックとコーナーキックを得意として
おり、流れの中で決めたゴール数よりも、それらセットプレーで
のゴールの方が多い選手として世界的に有名である。

コーナーキックからの直接ゴール数、フリーキックからのゴール
数やその確率は他の追随を許さない圧倒的なものであった。

エルニーニョの全盛期には、ゴールから40m以内の場所からの
フリーキックであれば、公式戦、練習試合問わずほぼ全ての場合
で直接ゴールが決まっていたとされる。

そのため、そのエリアでフリーキックを得た時点で両チーム共に
ゴールを確信し、キッカーであるエルニーニョ本人以外は相手の
ゴールキーパーも含め、全員が給水を行い、無人で壁も何もない
ゴールにシュートをしたという試合が多々ある。

審判もその状況を容認しており、フィールド内にはエルニーニョ
しかいない状態でも笛を吹いて試合を再開させていた。

ただし、そのような状況下でもエルニーニョ自身は一切の妥協を
せず、最大限の集中をして一番難しいコースへの芸術的な軌道
を描いたフリーキックを幾度となく見せている。

常に最も厳しいコースを意識していたことから、全員が給水中で
無人のゴールに蹴り込んだにもかかわらず、ゴールポストに弾か
れてフリーキックを外したことがある。

その時の映像は、数少ない貴重な失敗の一つとして話題になり、
動画共有サイトでの累計再生数が100億回を突破した。

なお、フリーキックを外したシーンでは、慌てて給水から戻った
チームメイトがボールを押し込み、ゴールとなっている。

フリーキックを外した原因は、「利き足である左足を前日の夜に
虫に刺され、その痒みが一瞬気になったため」であるという。

エルニーニョ本人はあるインタビューの際に、「キーパーがいな
くてもキーパーが見える、壁がなくても壁が見える、そしておれ
には最高のコースが見える」と語っている。

幼少期よりキックの精度は誰よりも優れており、子どもの頃、兄
であるエムニーニョとバスケットでのフリースロー、スリーポイ
ントシュート対決をした際、エルニーニョだけが全て足を使って
のシュートであったにもかかわらず、圧勝したという逸話がある。

兄、エムニーニョは手でシュートを放っており、しかも対決当時
はジュニアクラスのバスケットナショナルチームにたびたび選出
されるほどの腕前であった。

兄のエムニーニョは現在プロバスケットチームに所属、弟である
パトニーニョはプロのバレーボール選手と、地元では『ニーニョ
三兄弟』として有名である。

引退後はコーチや監督就任のオファーがあったものの、エルニー
ニョ本人は「おれは誰かにキックの仕方を教えるのが好きなわけ
じゃない。手も足も出ない場所に、誰もいない場所にシュートを
するのが生きがいなんだ」とコメントし、頑なに断っていた。

その後、世界各地の様々な国と地域を放浪し、行く先々の土地
で芸術的なフリーキックやコーナーキックを披露しており、セット
プレーの楽しさを伝えたとされるが、その際にも決してシュート
の秘訣などを教えることはなかったという。

記者からの質問で、「セットプレーは誰よりも得意だが、教える
自信はないのか」、「自分のテクニックを盗まれたくないためか」
等の質問を受けたことがあるが、「答えはどちらもノー。何よりも
大切なのはセットプレーを楽しむこと」と回答している。

これは、世界的なフリーキックの名手である自身が指導すること
によって、教えを受けた選手がプレッシャーを感じることがない
ようにとの配慮であったとされる。

事実、世界中を放浪していた際に、子ども達からフリーキックが
うまくなるためにはどうしたらよいかとの質問を受けた時などに
は、技術的な部分も含め、身振り手振りを交えながら笑顔で受け
答えしていたという。

自国に戻ったエルニーニョは、再び複数のチームからのコーチや
監督のオファーを受けたが、これを断っている。

しかし、2018年より、出生地にあるプロサッカーチームにて、
「S.P.S.C(Set play.Professional.Special.Coaching staff)」に就任
し、セットプレーのみに特化した指導を開始。

同チームではエルニーニョが就任した直後より、コーナーキック
やフリーキックでのゴール数が飛躍的に向上しているが、セット
プレーに関する練習部分だけは常に完全非公開で行われており、
今もなお、エルニーニョがどのような指導をしているのか、秘訣
があるのかなどは謎に包まれたままである。

またフリーキックを蹴る選手が直接ゴールを決めるシーンも多く
なっているが、それらの選手からはエルニーニョによる具体的な
指導方法が語られていない。

3歳になるエルニーニョの息子、ナルニーニョ君はすでにボール
を蹴り始めており、数メートル以内であれば指定した場所に常に
正確なキックを披露できることから、その精度に周囲の大人達は
驚いているという。

エルニーニョ自身は、「息子に将来サッカー選手になってもらい
たいか」との質問に対し、「彼自身が最も望む道に進ませたい。
だが、チームでいつもフリーキックを任せられるようなサッカー
選手になってくれたらハッピーだ」と話している。

と、いうことで、いつもであればエルニーニョから連想される
妄想を複数綴るところではありますが、今回はサッカー選手の
名前であったらという設定一つで想像を膨らませてみました。

サッカーに興味のない方すると、意味のわからない部分も多々
あったかもしれませんが、ご容赦いただければと思います。

さて、本題に戻りますと、冷夏とも思われる今年の夏ですが、
昨日などはなかなかの暑さであり、体感的には湿気も多めで
あったのではないでしょうか。

この後の夏がどのように過ぎていくのかはわからないものの、
できることならば、平年と同じように暑く、夜は涼し過ぎない
程度に気温が下がり、カラッとした湿度で、寝苦しさがなく、
ビールの美味しい夏になってもらいたいものです。

そのような佐藤的に都合の良い夏…、

いえ、

快適な夏となるかどうかは別として、体調、そして特に右足の
ふくらはぎには万全の注意をしつつ過ごしたいと思います。

皆様、健康を維持しながら夏を楽しみましょう!

それでは。

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