ゴミステーションって…。

2020年9月22日火曜日

日常

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こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

本日は予約投稿でのブログとなっております。

さて、皆様、ゴミ、投げてますか?

私佐藤は、日々、ゴミを投げています。

…。

……。

いきなり何のことだかよくわからない始まりとなってしまい、申し訳ありません。

日常生活を送る中では、毎日必ずゴミが発生するわけですが、このゴミを廃棄することを北海道では当たり前に「ゴミを投げる」、と言います。

これは北海道弁であり、標準語であればゴミは投げるものではなく、「捨てる」ものだということはかなり有名ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

では、このゴミを捨てる場所のことをどのように呼ぶのかと言いますと、佐藤は日頃からごく普通に「ゴミステーション」、と呼んでおります。

佐藤の周囲においても同様であり、「ゴミステーション」が日常会話の中に出てくることはよくあるのです。

ところが、このゴミステーションという言葉、実はこれも方言であるということを佐藤はつい先日初めて知りました。

これにはかなりの驚きでありまして、では他の地域では一体どのように呼んでいるのかと調べてみましたら、一般的には「ゴミ捨て場」ですとか、「ゴミ集積所」などと呼ぶことが多いのだそうです。

もちろん、そのような呼び方は実にわかりやすくストレートでありますし、それはそれで良いのだとは思いますが、佐藤の中では気付けばゴミステーションが当たり前でしたし、それ以外の呼び方をすることもありません。

ゴミ捨て場よりも、ゴミステーションの方が何となくスマートでお洒落な感じがしますので、都心などではそちらの方がしっくりくるような気がしなくもないのですが、どうやらそういうことではないようです。

調べてみましたら、実際には北海道以外の地域でもゴミステーションという表現を使用するところもあるようなのですが、とにかく方言であることは間違いありません。

ごく当たり前だと思っていたことが、実は全国的には通じない、通用しないということはあるものですが、また一つ勉強になりました。

まぁ、よく考えれば、意味合い的にはゴミステーションは微妙な部分も確かにあります。

ステーションの意味だけでいけば、ゴミの駅、ゴミの部署、ゴミ放送局、などの訳になってしまいますから、「ゴミを捨てる場所」からは少し遠ざかってしまうのです。

なぜ、ゴミ捨て場のことをゴミステーションと表現するようになったのかが気になるところなのですが、そのあたりはいまいちよくわかりません。

ただ、ゴミそのものは決して良いイメージのものではなく、不要であったり汚かったりするものなのに、そこにステーションをつけることで少しだけクリーンな雰囲気が増すことに成功しておりますので、最初にこの言葉を作った方のセンスはすごいなぁと思います。

ステーション、と聞いて出てくるものといえば、佐藤的には、

『ナースステーション』
⇒職業柄すぐに思い浮かびます。

『報道ステーション』
⇒昔から見ています。

『プレイステーション』
⇒PS5が欲しいです。

『ステーションワゴン』
⇒レガシィ、インプレッサ。

『ステーションホテル』
⇒手稲駅前。

『マチのホットステーション』
⇒ローソン。

などなどが挙げられますが、この「ステーション」をゴミという言葉にくっつけようとはなかなか思わないのです。

ゴミステーションにステーション感はまるで感じませんが、清潔さを感じる表現を用いることにより、そこを利用する住民の方々の意識も少し変わるのかもしれません。

ゴミ捨て場、であれば、ゴミを捨てるとこだしなー、的な、不要なものをポイポイ捨てるイメージが佐藤個人的にはありますが、ゴミステーションだと何と言いますか、きれいに使わないといけないなという感覚になるのです。

そんなわけで、日本全国において通用する言葉ではないにしても、佐藤はこれからも「ゴミステーション」の表現を使い続けることにいたします。

そして、佐藤、最近引越した現在の町内において、ゴミ当番を拝命いたしました。

佐藤が所属する町内会は少し特殊であり、2年ごとにゴミステーションの位置を班の中で移動させていくようなのです。

そして、2つの世帯が、任期である2年間においてはゴミステーション周囲の清掃や雪かき、いえ、雪すかしを行っていくとのことでありました。

今年の10月からは佐藤と、お隣とが当番の順番になることから、もう少ししましたらゴミステーションの移動と共にその管理のお仕事が始まってまいります。

引越し直後にそのお話しを聞いた際には、

……。

これは…。

新入りが必ず通る道なのだろうか…。

などと、僅かながらに斜め45度からの視点で物事を捉えかねないところでありましたが、このゴミステーション2年周期移動システムはきちんとした公平公正なものでありました。

また、ご近所の皆様のマナーも良いためか、ゴミステーションそのものがいつも清潔であり、その周囲もきれいですし、そもそもエコなお考えの方々がかなり多いのか、ゴミの量自体がいつも少な目でもあることから、ゴミ大臣、いえ、ゴミ当番を拝命した佐藤としましてはかなりの安心感を持っております。

町内会、班における役員や班長などは、「引越したばかりで大変でしょうから」という皆様のご配慮により、本来の順番を飛ばしていただいて、役割がまわってくる日をかなりの先延ばしにしていただいたことからも、ご近所の皆様の温かさには感謝するばかりです。

途中からは佐藤の近況報告になってしまいましたが、とにかく、ゴミステーションは基本的には方言ですので、皆様、道外にて使用する際にはどうぞお気を付けください。

ゴミステーション以外にも、まだまだ自分では気づいていない方言がありそうですし、広い北海道では、同じ道内でもそれぞれの地方での言葉が多々存在していることと思われます。

実はこれも方言だという言葉や、皆様の故郷やゆかりの地だけで使われている表現などがありましたら、ぜひとも佐藤までご一報ください。

皆様、ゴミステーションはとにかくきれいに使いましょう。

10月以降は特に、です。

それでは。

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