2月も半分が過ぎました。
そうです、3月の訪れが近くなっているのです。
冬を苦手とし、寒さをとても苦手とし、凍結路面での神経を使う運転はとにかく苦手とし、雪すかしはできるだけやりたくない佐藤としましては、3月になり気温が上がって雪解けが進むことを心待ちにしております。
佐藤、昨年に引越しをしましたので今回が新居での初の冬となりましたが、今のところは、このまま過ぎていき終わるのであれば比較的楽で順調であったな、と感じているところです。
ただ、しかしながら庭には大量の、それはもう大量の雪があり、山になっております。
引越し前は排雪が定期的に来ることになっておりましたので、雪は全て指定の場所に集合させ、さらに車の出し入れを考慮して高く積み上げておりました。
この作業が大変でありまして、その雪山を佐藤は『無用の雪の山。身体の疲労を作り出す困った塊~春にはどのみちなくなるのに~』という作品名にしまして、とにかく早くこの作品がきれいになくなってほしい、と日々考えていたのです。
今回、新居では排雪業者さんは一切頼まず、全て庭に雪を捨てることにしておりました。
雪をすかすことよりも積むことの方が大変でしたので、その作業がなくなったことは大変楽であり、身体の疲労感はこれまでの冬と比べても激減しております。
しかし、最初はかなりの余裕と思われていた庭も、どんどんどんどん、次から次への雪で山が高くなっていき、範囲も広がり、やがては塀の高さをも超え始めた時、佐藤はかなり焦りました。
コレ…、この先にドカ雪降ったらキャパオーバーじゃないの…、と。
そこまでの広さでもないしな~、などと思ってはおりましたが、人や車の出入りを考えて降雪の度に敷地内の雪をかき集めるとなかなかの量になるのです。
全く想定していなかった場所が吹き溜まりとなり、実際に降った雪の量以上に積もってしまったこともありました。
風向きの関係からカーポートの屋根の雪が雪庇となり、全て落とすとけっこうな量になってしまったこともありました。
そして、それらが全部集まって、大きな大きな雪の山になったのです。
先日の帰宅時、佐藤はその雪山を見て名付けました。
う~ん、この作品名は、
『雪像でも滑り台でもかまくらでも何でも作れたかもしれないなでもそれをすると楽しいけどやっぱり雪を積み上げていた頃と変わらないくらいに疲れただろうなと思われる雪の山2020ー2021シーズン~近所の小学生達の遊び場とならぬよう注意しておりました~』
だな、と。
小学生達が雪山で遊ぶと危ないので、万が一のことがないようにしなければと気を付けておりましたが、敷地内に入ってきてということはなかったものの、塀の上に積もった雪はところどころかき集められて雪玉へと変化していたようです。
できれば、ところどころに手袋の跡を残すことなく、きれいに塀の雪を取りきってくれればより嬉しかったのですが…。
せっかくですから、ただただ雪を捨て続けて何のおもしろさもない雪山にするよりも、何かテーマを持っておもしろいものを作ればよかったかなという気もいたします。
しかし、雪をどんどん捨てるだけでも佐藤は汗だくになっていたことは事実ですので、まぁ、初年度で様子を見るということを含めますと、何ということのない雪山に落ち着いてもしょうがないのかな、と考えているところです。
初めての環境での冬には不安がありましたが、どうやら敷地内での雪の問題は自宅の庭にて解決できそうな見通しとなりほっとしております。
また、できることならばやりたくはない雪すかしの最中には、たまたま近くで除雪をしていたご近所さんとお話しになり、周囲の歴史について教えていただいたと共に、社会情勢が落ち着いたら町内会の色々なイベントがあるからぜひとお誘いを受けましたので有意義でもありました。
まぁ、その日の雪すかし、ご近所さんとの会話は帽子が飛ばされそうなほどの強風と雪の中で行われたことが大変ではありましたが…。
まだ油断はできないとは言え、週末の暖かさもあって雪解けは進みましたし、春まではあともうひと踏ん張りです。
寒暖差からの不調に気を付け、そしてこれからは重くなりがちな雪の処理や落雪には十分注意しつつ、まずは3月の訪れを待ちたいと思います。
皆様におかれましても、雪すかしの最中の転倒、腰や腕を痛めるなどのトラブルにはどうぞお気を付けください。
ちなみに、佐藤自宅の塀の付近には、枯葉やら何かよくわからないゴミやらマスクやらが飛んできますが、先日は塀の上にタオルハンカチがのっておりました。
誰かの落し物なのだと思われます。
公園の遊具などであれば帽子や手袋の落し物がかかっている場面は見かけるものの、一般市民宅の塀に置かれることもあるものなのでしょうか。
どうすることもできず、とりあえずは静観している佐藤ではありますが、やがてタオルハンカチだけではなく、三角定規やえんぴつといった文具、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、ランドセルや成績表など、様々なものが塀の上に置かれるようになったらどうしようと若干不安になっております。
かと言って未然に落し物を防ぐべく、庭の雪山の頂上であぐらをかいて監視していても、それはただの近所のおかしなおじさんとなってしまい、逃げていく小学生達がさらなる落し物を連発してしまいそうですのでやめておきます。
ぜひ、落し物には十分注意してもらいたいものです。
今後も新たな落し物を発見した際にはブログ内でご報告することもあるかもしれませんので、お心当たりのある方はお気軽に佐藤までご一報ください。
それでは。