皆様は日頃より読書はされますでしょうか。
私佐藤はと言いますと、ほとんど読書はしません。
また、漫画などを読むこともありません。
かつては集中的に小説を読んでいたことがあり、漫画は単行本を買ったり週刊誌を購入するなどしておりました。
しかし、近年ではそのようなことがなく、電子書籍も含めて本を読む機会がないまま毎日が過ぎております。
率直なところをお伝えしますと、こう見えて佐藤、プライベートにおいても雪すかしや草むしりや北海道コンサドーレ札幌の応援やその他にも諸々とやるべきことが多々ありますし、余裕ができた時には多少のゲームをしたりインターネットで動画を視聴したりするものですから、本を読むということに費やす時間があまりないのです。
ただ、このブログをご覧の皆様であれば薄々はお気付きのことと思いますが、佐藤、飲食は大好きであり大変興味もあるものですから、グルメ漫画はぜひとも読みたいと思っております。
実際のところ、これまでにはグルメ漫画と呼ばれるジャンルの中でかなり有名な(佐藤の年代からすれば、ですが)、ミスターな少年料理人が出てくる作品や、同じ作者の方が描くお寿司屋さんのお話しや、究極と至高の対決が興味深いあの漫画などを購入していたのです。
その中でも特に、美味なるものがたくさん登場するくいしんぼにはたまらない作品については、単行本ではなくよりお手軽な文庫版にて何年も前に購入しており、41巻までは手元にある状況となっております。
しかしながらその漫画につきましても、もう何年もの間、新たに購入するということはないままであり、昨年の引越しの最中に出てきた41冊もダンボールの中に眠ったままなのです。
ところが、つい先日、佐藤、どうにもこうにもその漫画の続きを読みたいとの気持ちになりました。
そこで、色々と調べてみたところ、ネットで漫画を購入できるある有名なサイトに辿り着いたのです。
もちろん、これまでにもそのようなサイトの存在は知っておりました。
ただ、実際に漫画や本を購入したことはなかったのです。
ネット上で買い物をする時、ここ北海道において特にネックとなるのは送料であると言えます。
これまでは、お酒やお取り寄せグルメやスイーツ等々、せっかく美味しそうなものや希少なものを見つけてテンションが上がっても、送料の高さに愕然とするケースも多々ありました。
しかし、今回のサイトでは場所がどこであっても送料は無料であり、早ければ翌日には届くそうで、1冊からも注文は可能とのことだったのです。
まぁ、この辺り、佐藤はこれまで本をネットで購入しようとしたことがないために知らないだけで、今は色々なサービスがありますからごく一般的なのかもしれません…。
とにかく、佐藤は漫画を買おう、42巻から購入しようと思い立ちました。
ここでふと考えたのが、本当に紙媒体の漫画でよいのだろうか、電子書籍という選択肢はどうだろうかということです。
皆様は電子書籍などは活用されているのでしょうか。
確かに、スマホなどの中に全ての本が収まっていれば、場所を取ることもなく、気軽にいつでも読むことができます。
ただ、何となく、佐藤個人的にはですが、紙媒体に比べ電子書籍の方が読んでいて疲れてしまうような気がするのです。
また、紙の本のように全体を見開くわけでなく、読む部分を拡大したりしながら進めていくのもどうにも使いにくいような気がしております。
さらには、紙媒体の本であれば、表紙を含めたデザインを楽しむこともできるように思えるのですが、実物のない電子書籍ですと、自宅内のどこかに置かれている様子を目にすることはないわけでして、あくまでも作品の内容を読むことのみになっていると感じるのです。
佐藤は、明確な理由はありませんが、何となく紙媒体の本も良いものだな、という思いになっております。
本そのものがインテリアということではありませんが、何冊もが並び、その背表紙や表紙が目の前に見えているからこそのワクワク感ですとか、実際に紙に触れる温かみですとか、そのような部分に惹かれているのかもしれません。
そんなわけで、佐藤、今回そのグルメ漫画を紙媒体で購入することにしたのです。
現在のところ文庫版は全部で72巻となっておりましたが、さすがに42巻から先、その全てを一気に購入するのもどうかと思いました。
しかも、よくよく見ますと問題が一つありまして、中にはメーカー取り寄せであったり、既に取り扱いが終了していて購入できないという巻もあったのです。
佐藤ここで迷いました。
実店舗に行けば、おそらくは佐藤が持っていない42巻から先を順番に買い揃えることができると思われます。
価格差もほとんどなさそうです。
本来の性格的には、順序良く、順番通りに進める方がすっきりします。
ただ、佐藤的には、ネット注文で本を購入したい気持ちが高まっており、さらには今すぐに買いたいという思いもかなり強くなっておりました。
この時の時刻は、深夜0時前です。
徐々に様々な判断力も鈍くなってきており、佐藤の中で自分的には誇れる武器の一つでもある感覚派な部分もかなり衰えていそうな疲労具合になっておりました。
順番に買うか、明日実店舗に行くか、そもそも本当に電子書籍でなくてもよいのか。
色々な考えが頭の中で巡り、さらには今回の注文として何冊を購入するかも迷うところであり、佐藤は天井を眺めて大きく深呼吸しました。
よし…!
紙媒体で、冊数はきりよく10冊にしよう。
佐藤は小さな声で呟きました。
その瞬間、どこからともなく、
えぇ!?いきなりそんなに??
との声が聞こえたような気がいたしました。
結果、冊数は5冊にしております。
1冊や2冊では少な過ぎる、3冊でも物足りない、ならば準きりよく5冊、これ以下は読み応えがない、との結論であり決意であり願望でありました。
5冊についてはどこからも、ほぼ、声は聞こえませんでしたので、冊数は決定となったのです。
次に、買う巻をどうするかという点を考えました。
よくよく見ますと、各巻の情報として、収載されているお話しの概要が書かれているということがわかったのです。
今回買おうとしていた漫画は、究極と至高の対決の他、色々な要素が継続している構成になっているものの、基本的には飛ばし飛ばしで読んだとしてもその都度でお話しが完結することがほとんどのため、ほぼ問題はありません。
かつては、コンビニなどでその作品の新旧様々なお話しが食材やテーマごとにまとめられたバージョンのものが売られており、佐藤はそれを購入した経験があるのですが、十分に楽しめたことを覚えていました。
よって、順番に拘らずに読みたい内容のある巻をチョイスしよう、との結論に至ったのです。
表紙のデザインも含め、気になるものをばらばらに、そして直感的に5冊選択し、注文いたしました。
そして予定通りに本はすぐ届いたのです。
ネットで色々な注文をすることがごく当たり前の世の中ですが、1冊の本であっても自宅にいながらにして24時間いつでも注文ができ、ただ待っていれば届けてもらえるというのは、あらためて考えると本当に便利だなぁと思います。
佐藤は「お~!きたきた!」と喜んでテンションが上がってしまいまして、
「いや~送料も無料だしいいよなぁ!」
「これ読んだらその他の巻も気になるしなぁ!」
「そもそも1冊からでもOKなんだから、明後日辺りには1冊、その次の日にはさらに1冊、来週にも1冊、またその翌週にも1冊なんて感じてちょいちょい買い進めていくのもいいかも!」
などと言葉にしたのですが、それにはまたどこからともなく声が聞こえたような気がいたしまして、
「そんなに毎回ちょいちょい買うの…」
的な、漫画ばかりを読み続けている場合ではないでしょ感のある雰囲気が漂いましたので、佐藤、とりあえずは目の前の5冊に集中することにいたしました。
確かに、残りも次から次へと買い進めましたらなかなかの金額になる上に、そうなりますと全巻コンプリートの状態でどこかに置きたくなるわけでして、新たな本棚購入か?というような別の検討事項も出てきますし、せっかくだから1巻から読み返すか!となりますとさらに時間も費やすわけであり、なかなかに難しい問題と言えます。
なぜ今このようにその漫画を読みたくなったのかはわかりませんが、その状況が続くかどうかもわかりませんし、まずはちょっとしたリラックスタイムで今回の5冊を楽しみながら様子を見たいと考えているところです。
ただ、これは直感的なものですが、おそらくは、時間をかけつつも全巻揃いそうな予感がしております。
が、この点はあまり声にはしないつもりです。
また念のためにお伝えしますと、佐藤、この漫画を純粋に楽しむのみではなく、場合よってはお話しの中で出てきた料理や料理法などを活用し、時に自宅内で腕を振るおうとも思っていることから、そのような意味では単に娯楽の域を超えて活用できるものと考えております。
皆様にとってのおすすめの漫画、本などはありますでしょうか。
特にグルメ漫画など楽しく美味しそうでワクワクするものの中でおすすめがありましたら、ぜひとも情報提供をいただけますと幸いです。
ちなみに、今回購入した漫画の中には、美食倶楽部なる憧れの会員制料亭が登場するのですが、久々にこの文字を見ましたら、今度は佐藤倶楽部というタイトルで1本ブログが書けそうだなと思えてまいりました。
かなりのおちゃらけた倶楽部かと思いますが…。
教養を深めたり、自身の能力を向上させたり、実用的な本はもちろん素晴らしいのは言うまでもありませんが、一つの文化とも言える漫画においても、大変素晴しい部分や学びがあることもまた事実です。
どんなものであれ、現在の自分にとって参考になるものはどんどん取り入れていきたいと考えておりますし、紙媒体の漫画を読んでゆったりする時間もまた大切であると思います。
と、書くことで今後もちょこちょこ漫画を購入する正当性をPRしつつ、本当は単純に「これ美味しそう…!今度お取り寄せしたいな…」との気持ちで読んでいるのが大半であるという実態につきましては、ブログをご覧の皆様の心の中にそっとしまっておいていただけますと幸いです。
それでは。