クリーニング店でのうねうね。

2021年6月11日金曜日

日常

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こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日、近所のスーパーの中に入っているクリーニング店に行ったところ、店員さんと来店者の間を仕切る透明のシートが天井からつるされておりました。

感染対策であり、それ自体は今や何の違和感もないのですが、問題はその状況です。

見たところ、透明のシートはそれなりの厚みがあり、比較的柔らかそうなものでして、全体的に緩やかに波打っており、うねうねとしていたのです。

さらに、透明ではあるもののどうにもシートの向こう側は見えにくく、これは素材自体がそういうものなのか、それとも使用している中での劣化や汚れによるものなのかはわかりませんが、とにかくクリアな視界ではありませんでした。

この点、特段困る場面はないであろうと佐藤は考えていたところ、店員さんより以下のようなお話しがあったのです。

「あちらにあるように、今はスーツの上下が40%オフになっております」

佐藤は店員さんが指差したポスターに目を向けましたが、いまいちよくわかりません。

なぜなら、透明シートの向こう側の壁にポスターが貼られており、うねうね等々による視界不良によってよく確認できなかったからです。

佐藤的には、とりあえず、普段よりも値引きを多くしていただけるのであればそれは何%引きであれありがたいことだと思いました。

ただ、ポスターには色々と詳細が書かれているようでしたし、その隣や上下にもいくつかの案内があり、そこには「○月~○○月まで限定 □□類は△△%引き!」のような記載が見えたのです。

その当日の目的としては問題ないものの、もしも他の衣類等(特にコート類など)がお安くクリーニング可能なのであれば、その情報はしっかりと把握して自宅に持ち帰りたいところですし、そもそもその日に持参したスーツに関連してもまだ情報が掲載されていそうでしたので、本当はポスターをよく確認をしたいなという気持ちでおりました。

しかし、目の前には透明のうねうねシートがありますので、やはりよく見えません。

佐藤、調子の良い時であれば両目共に視力は裸眼で2.0を記録することができ、コンデションがいまいちな時でも1.5は常にキープしているのですが、その佐藤eyeを持ってしてもよく見えませんでした。

この辺り、クリーニング店がスーパーの出入り口に近いということもあって、うねうね透明シートが風や人の出入りによって揺れていたことも、見えにくさを増幅させる原因になっていたと思われます。

佐藤的には、テレビ番組などでモザイク加工された画像が徐々に徐々にクリアになっていき、それが何なのかを当てるというクイズのようだなと感じておりました。

何とかして正解したいと思い、うねうねの形状を分析したり、風に揺れるシートの動きを予測して佐藤eyeで見つめてみましたが、全ての解読には至らなかったのです。

ここで、本来であれば、どうしても気になる点は店員さんに聞くところなのですが、それは自粛いたしました。

なぜなら、佐藤がクリーニング店に到着した時、受付のところにいた店員さんがスーパー内のどこかに行こうとしていたにもかかわらず、佐藤を発見して戻ってきてくれたのですが、お店のうねうね透明シートの前にはある案内が置かれていたからです。

それは、「トイレに行っているため席を外しております」というような内容のものでした。

つまり、店員さんはトイレに行きたかったのに、それをキャンセルして佐藤の対応をしてくれているのです。

トイレと言っても色々あるわけですが、佐藤などはよくお腹が痛くなりますので、もし、もしも、万が一、その店員さんがそちらの方のトイレを我慢していたのだとすれば、それはもう、自分自身に置き換えて考えてみましたら、大変な状況と言えます。

よって、佐藤は最低限の用事のみ済ませ、うねうね透明シートの文字を何とか解読して当てるとか、店員さんに色々質問するとか、ましてやクイズ形式にしてもらってうねうねの向こう側の案内を正解できたらさらに割引にしていただけませんか?というような交渉をするなどは、遠慮しなければと思ったのです。

そんなわけで、結果的に諸々の割引サービスやその詳細、今だけのお得なセール情報は謎のままとなりました。

とりあえずは、その日にお願いしたスーツの料金は通常よりもかなりお安くなっておりましたので、佐藤としましては良かったのです。

ただ、うねうね透明シートにつきましてはもう少しクリアなものにしていただくか、シートよりもお客さん側に案内のポスターを掲示するなどの工夫をしていただいた方がよろしいのではないか、とは思いましたが…。

ところで、トイレに行っているとの案内には他にもまだ文章が書かれていたのですが、それは、

「5分~8分ほどで戻ります」

と、いうものでした。

なぜ、5分ではなく、10分でもなく、5分~8分なのか、とても気になります。

5分程度との表記はよくありそうなものですが、8分というチョイスが特に気になるのです。

もし、佐藤のお腹が痛くなっていたとしたら、8分で戻ることは到底無理かと思います。

かといって、そのような事態になっていなかったとしたら、8分というのはトイレまでの距離を考えても長めかな、という気もするのです。

それぞれ、皆さんトイレにかかる時間には個人差があるのでしょうが、長めに10分程度と書いておいてもよかったような気もしますし、そもそも正直にトイレに行っていると書かなくてもなぁ、と感じるのは佐藤だけでしょうか。

ちなみに、もしも佐藤が正直にありのままに案内文を設置するとすれば、以下のようになります。

「現在、トイレに行っており席を外しております。通常であれば5分程度で戻りますが、お腹が痛いなどの事態になっている場合は15分ほどお時間をいただきます。また、それでも良くならない場合は最大30分ほどの不在時間もありますので、ぜひ透明シートの向こう側にある文字を解読するなどしてお待ちください。大変ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、解読できた方には特別割引を適用させていただきます。なお、お腹の調子によってはこちらに戻った後にすぐさまトイレに駆け込む可能性もありますため、ご了承いただきますようお願いいたします」

と、いう感じです。

まぁ、そんなにお腹が痛いのなら、出勤自体が本当はいけないのですが…。(当院であれば完全に出勤は自粛です)

数日後、佐藤はクリーニングに出したスーツを引き取りに行ったのですが、その時には2度目のうねうねクイズとなるわけですから、前回の経験も活かしながら何とかして解読したいな、という思いを持ちつつお店に到着いたしました。

すると、驚くべきことに、全てのポスター、案内類がしっかりとクリアに見ることができたのです。

なぜなら…、

うねうね透明シートの両サイドはガラ空きであり、そちらから見ると全くもって普通に割引案内を確認することができたからです…。

前回は早々に立ち去ろうとしていたこともあり、視野が狭くなっていたことは否めません。

中央突破がダメならサイドから攻める、なぜこんなに基本的且つシンプルなことが最初に訪れた時にはできなかったのかと反省しております。

ついついクイズに夢中になったり、佐藤の視力とうねうねの真っ向勝負だと言わんばかりに正面一本での攻めを続けたり、そんなことをせずにポーンとサイドに振って、そこからしっかりじっくり仕掛ければ簡単に攻略できたのです。

まぁ、感染対策的な観点からは、この両サイドのガラ空き状態はどうなのでしょうかとは思いますが…。

ただ、前回とは違いポスター類を確認でき、不在案内もなく店員さんも万全であったことからも、佐藤はいくつかの質問をして割引情報を得ることに成功いたしましたので、今後活用していきたいと考えているところです。

感染対策上のシートや仕切りが一般的になっている最近におきましては、佐藤が体験したようなうねうね状態や、場合によっては汚れがあったりして、見えにくいこともあろうかと思います。

お客さん側からしても、お店側からしても、有益な情報はしっかり確認できた方が双方にとって大きなメリットと考えますので、できることならば見やすく、クイズ形式にはならないようなご対応をお願いしたいところです。

なお、このように書きましたが、佐藤、本当にクイズであるならばぜひ挑戦したいと考えております。

意図的にクイズ形式としている場合には、張り切って参加させていただきたいと思いますので、佐藤を見かけた際にはぜひ出題してください。

透明シートなどの仕切りは、標準的なものとして身近に存在する日々がまだまだ続きそうですので、佐藤は当院のあります金山地区の緑を見つめながら視力をさらに鍛え、クイズの時も単に見えにくい時も、文字などを瞬時に判別できるよう精進したいと思います。

それでは。

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