○○やか。

2021年7月27日火曜日

日常

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こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日、文章を書いている中で、佐藤はふとあることを思いました。

「○○やか」という言葉って、すごく多いよなぁ、と。

たとえば、「爽やか」とか、「鮮やか」とか、「煌びやか」とかです。

思い出しただけでもかなりの数がありますし、調べるとものすごくたくさんの「○○やか」が出てきました。

そもそも「やか」とは「いかにもそのような感じがする」、「いかにもそのような様子である」という意味があります。

たくさんの「○○やか」が存在し、日常的に使う頻度も多い中で、何か独自の「やか」を作れないものだろうかと佐藤は考えました。

そんなわけで、本日は佐藤オリジナルの「○○やか」をご紹介したいと思います。

では、早速。

【もさやか】

非常にもさもさとしていて可愛らしいさま。

「あの犬は本当にもさやかでいいなぁ」

【パパやか】

パパらしい雰囲気の男性を指す言葉。

「お隣のご主人はお父さんというよりも、やっぱりパパやかだ」

【ママやか】

ママらしい雰囲気の女性を指す言葉。

「お子さんは奥さんのことをお母さんと呼ぶけれど、私から見るととてもママやかね」

【酒やか】

お酒っぽさが残っている時に表現する言葉として使われる。

「うむ、この煮物にはどことなく酒やかな感じが漂う。隠し味だろうか」

【美味やか】

美味しそうであり、実際に美味なるものを食べた時に使われる言葉。

「シェフ特製のソースは本当に素晴らしく美味やかだ。美味やかの究極だろう」

【チャリやか】

自転車に乗ると非常に気持ちが良いと思われる日。

「今日みたいに天気が良くて心地よい風が吹いていると、まさにチャリやかだね」

【歌やか】

歌っているように聞こえる話し方のこと。

「佐藤が喋る時は常に歌やかだから、そのうち会議中にでもシャウトするのではないかと心配になる」

【肉やか】

実に肉々しい肉の様子。

「う~ん、このサーロインは実に肉やかだ。やっぱり白老牛は最高だね」

【コラやか】

コーラのように黒々しいものを示す際に使われる言葉。

「あの日焼けはもはや小麦色ではなくコラやかだ」

【串やか】

串にささっていることでとても美味しくなる食材を表現する時に使われる。

「鶏肉も串やかだが、やっぱり僕の中でのキングオブ串やかはつくねだ。でも、カツの串やかさも捨てがたいな」

【炭やか】

炭の香りが漂っていること。

「今日は暑いので外でバーベキューをしている人達も多いのだろう。家の周りがすごく炭やかになっている」

【痛やか】

痛そうに見えるがそれほどでもない様子。

「佐藤はずいぶんと痛そうにしていたが、それは注射を大の苦手にしているからで実際は痛やかだっただけだ」

【ねじやか】

ねじねじしているさま。

「ずいぶんとねじやかなマフラーだなぁ」

【デカやか】

とてつもなく巨大ではないが、大きいこと。

「佐藤の身長は小さいが、横にはデカやかだ」

【麺やか】

あたかも麺のように思えること。

「おいおいいくら麺やかだと言ったって、それは春雨だよ。こっちもすごく麺やかだけど、こちらはしらたきだ」

【ほろよやか】

ほろ酔い気分で楽しくなっている様子。

「今日の佐藤はかなり調子が良いと見えて、すでにほろよやかだ。その証拠に、こんなに暑いというのに汗をかきながらも軽やかに回転しながら歌っている」

【サラミやか】

サラミのように見えて実は本物ではないものを指す際に使われる言葉。

「確かにこれは美味しい。しかし、本物ではない…!あくまでもサラミやかであるに過ぎないのだ…!」

【めがねやか】

眼鏡をかけていないにもかかわらず、かけていそうなイメージを持たれること。

「佐藤さんって、めがねやかですよね」

「そうかなぁ、僕は裸眼で両目共に2.0はあるんだけど…」

【わさびやか】

わさびのように鮮烈な香りがすること。

「庭の草をむしったらすごいわさびやかだった。でも、一つも食べられるものはない。その上、あちこちに生えていて草むしりは終わりそうにない」

【土やか】

土っぽさのあること。

「今日は強風だったから色々なものが飛んできた。口の中なんて土やかだよ」

【芝やか】

芝っぽさのあること。

「少し芝の中を歩いただけで靴が芝だらけだよ。おまけに風が強くて口の中は芝やかだ」

【お茶やか】

お茶を飲むことを推奨する際に使う言葉。

「暑くてもビールではなくお茶にしておいた方がよい。お茶やかに過ごすことは、健診のあの数値を下げるのにかなり役立つはずだ」

【ももやか】

桃のような美味しさである様子。

「これは本当にジューシーで、ももやかだよ。よし、こうなれば桃を買ってきて切らずに丸ごと4個は食べよう」

【めろんやか】

メロンのように甘く美味しい様子。

「この高貴な甘さはめろんやかとしか表現しようがない。こうなったら、夕張メロンを二つに切って、右手に半玉、左手にも半玉で交互に食べよう」

【すいかやか】

スイカのように爽やかで夏にマッチし、最高に美味しい様子。

「この食べ物は素晴らしくすいかやかだ…!スイカを食べたくなったので、スイカ割り用、そのまま食べる用、予備用、そして明日用のスイカを買ってこよう」

いかがでしたでしょうか。

実際のところ、日本語としてどうなのかというものもありますし、それでは意味合い的に微妙なのではという「○○やか」もあったかと思いますが、佐藤の妄想、いえ、想像上のオリジナルですのでどうかご容赦いただければと思います。

ちなみに、他には「華やか」ではなく「鼻やか」というものも佐藤が鼻炎であることから思いつきましたが、何とも使いにくい感じがしましたので、それ以上の連想はしませんでした。

また、「けやきやか」とか「のぎやか」などもパッと頭に浮かんだものの、こちらはアイドルグループのようになってしまうことから、例文を作るまでには至っておりません。

フルーツ関連の「○○やか」については佐藤の好きなベスト5に入るものばかりですので、今食べたい気持ちもあることからご紹介した次第です。

普段からあまり意識しないで使っている「やか」ですが、こうして考えるとなかなかに楽しいものですし、本当に存在する言葉でもまだまだ知らないものもあるような気がいたします。

皆様におかれましては、少し変わった「○○やか」や珍しいものなどをご存知でしたら、ぜひお聞かせください。

また、皆様オリジナルの「○○やか」についてもぜひ教えていただけますと幸いです。

本日のブログを書き終えた佐藤は、ぽにゃぽにゃの身体はともかくとして心は「軽やか」になりましたので、皆様へのご迷惑とならない範囲にて「歌やか」に過ごしつつ、「ほろよやか」な週末に向かってがんばりたいと思います。

それでは。

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