こんにちは、医事課の濱田です。
今回は、10月以降の新型コロナの医療費についてお知らせいたします。
新型コロナについての医療費は、5/8以降は、外来・入院とも治療薬については
全額公費負担(自己負担なし)となっていましたが、、、、
10月以降は、保険証の負担割合が1割の場合、3,000円、2割負担の場合6,000円、
3割負担の場合、9,000円の自己負担金が必要となりました。
また、5/8以降の治療費以外の入院は、高額療養費制度の 自己負担限度額から2万円を
減額されていましたが、減額される金額が10月以降は、1万円に減額になっています。
そのため、10月からの新型コロナでの医療費は、
★外来は、 4,170円 → 12,270円程度
(3割負担の場合)
★入院は、 37,600円 → 47,600円
(70歳未満の3割(~年収370万円)の場合の自己負担限度額)
となります。ただし、通院状況や所得区分により異なります。
なお、治療薬の対象となるのは、下記の薬剤です。解熱剤や咳止めなどは対象外です。
○ラゲブリオカプセル(1治療当たりの薬価:94,312円→3割負担相当:28,294円)
○パキロビットパック(1治療当たりの薬価:99,027円→3割負担相当:29,708円)
○ゾコーバ錠 (1治療当たりの薬価:51,851円→3割負担相当:15,555円)
○ベクルリー(点滴)(1治療当たりの薬価:247,988円→3割負担相当:74,390円)
※ 軽症患者に対して標準的な投与期間で使用した場合
自己負担が発生するとしても3割相当金額と比べるとだいぶ負担が軽減されています。
このコロナの医療費については、来年の4月にも見直される予定となっていますが、
まだまだ感染の報告がありますので注意していきたいところです。