こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
本日、9月9日は『救急の日』であり、また9月7日~9日13日は
『救急医療週間』となっております。
これらは救急医療及び救急業務に対して国民に正しい理解と
認識を深めてもらうため、また救急医療関係者の意識の高揚を
図るため、現在の厚生労働省と消防庁によって1982年に定め
られたものです。
各地で様々なイベントが開催されるようですが、当院でも先月、
心肺蘇生法と人工呼吸、そしてAED(自動体外式除細動器)
を使用した訓練が行われました。
私も研修用の人形を使用して実際にAEDを使ったり、胸骨
圧迫を行ったりし、無事に訓練を終えております。
ただ、これで緊急の事態に遭遇した時、慌てずに落ち着いて、
しっかりとした的確な対応ができるのかと言えば、不安が残る
のが正直なところです。
特に私は日頃診療や処置を行っているわけではありません
にで、余計にそう感じるのだと思います。
しかし、このような訓練を受けているという経験がある分、どこか
で気持ちに余裕が持てるのかもしれませんし、直接機器に触れ
ているためスムーズに扱うこともできるのかもしれません。
自信は持てなくとも慣れておく、経験をしておくということが大切
なのではないかと考えております。
また、何かが起きた時、対応できる方やその手順を知っている
人は少しでも多いに越したことはありません。
自分一人では不安になることも、周りにいる方が覚えている知識
を使ってサポートをすることにより、自信を持って救命処置を行う
ことができ、助かる命が増えるのだと思います。
救急の日に限らず、様々な場所で一般の方も受けることができる
救命処置の講習が開催されているようですので、ぜひ一度受講
されてみてはいかがでしょうか。
私も学んだことを頭の中でしっかりと反復し、いざという時には
適切な救命処置ができるよう努めたいと考えております。
よろしくお願いいたします。
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