今年のKの報告。

2015年11月27日金曜日

日常

t f B! P L

こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。


あれは、9月の終わり頃のこと。

出勤時に職員玄関より院内に入ろうとしたその時、私は
あるものを発見してしまったのです。

そう、それはこれまでに『コードK』『続・コードK』
『春のコードK』『K、現る』や、さらには『Kの季節』
『シーズンオフかと思いきや』など、これまで何度もブログ
内に登場し、もはや常連とも言えるKことカメムシでした。

それも、その大きさたるやまさにここ金山規格とも言うべき
ウルトラ特大ハイパー超巨大サイズであったのです。

本来であれば9月にKを発見すれば、まさかもう現れるとは、
という感想がまず浮かぶのですが、その時にはあまりに桁外れ
なサイズのことで頭がいっぱいになってしまいました。

しかも、その堂々たる姿は実に立派なもので、普段であれば
Kがいつ飛ぶかわからない怖さから通常の3.5倍速ほどの
速さでその場を離れる私ですが、あまりに悠然としているため
か、不思議と静かに眺めてしまったほどです。

あくまでも、あくまでも佐藤の想像によるものですが、そのKは、

「わしは、ここ金山のカメムシの主じゃあ。もう、何十年も
前から、そう、この病院が手稲鉱山病院ちゅう名前で呼ば
れていた頃からずーっとここにおる」

と言っているような気がしまして、

「変わったのう、この辺りも、この病院も。昔は、リハビリ
なんちゅうもんはほとんどないようなもんで、今みたいな
雰囲気はま~ったくありゃせんかった」

と語りながら、

「それが今やイムスのリハビリテーション病院、なんちゅう
しゃれた名前になって、聞けば道内のいろ~んなところから
リハビリのために患者さんが来てるなんて、変わったのう」

と続けつつ、

「山の緑と空の青さだけは昔とちっとも変らんが、もうわしも
若くはない。人間を見ては嬉しくて飛び回ってみたり、捕まえら
れそうになって威嚇したりしていた頃が懐かしいわい。今じゃあ
もうそんな元気もない」

と、山の方を見ながらただじっとしている姿がどこか寂しく、

「もう、次の時代の者に譲る時なのかもしれんのう。わしの父親
から受け継いだ金山の主という大役も、さすがにいささか疲れた
わい。もう、父親もきっと満足しとるじゃろう。これからは、次の主
のために知恵と力を授けてやらねばな」

などと言うことを考えているのではないかと思うほどに、達観した
雰囲気が醸し出されていたのです。

見たこともない巨大がKがなぜにこんなに早い時期に現れ、じっ
としていたのか、実のところは全くわかるわけもなく、当然ながら
佐藤が感じただけのことですが、なぜだか今シーズンはKの姿を
目にする期間はかなり短めでした。

もちろん、コードKの発令も大変少ない状況となっております。

にもかかわらず、一時期、本当に一瞬の間だけは外にたくさんの
Kがいたのです。

まさか、Kの主が後継者を探すために集合させたのだろうか???

などという想像を再び膨らませたりもするのですが、一体どう
いうことだったのでしょう。

私佐藤は注射と同様に虫を大の苦手としており、もちろんKも
とてつもなく苦手なのですが、なぜだかあまりにKの姿を見る
機会の少なかった今年は少しだけ、本当の本当に少しだけです
が、寂しいような思いにもなってしまうのでした。

それは、冬が苦手で雪なんて降らなくてよいのに、と冬期間は
思いつつも、春が来て最後の雪がなくなる瞬間に感じる一抹の
寂しさと似ています。

私が生粋の道産子ゆえの感情かもしれませんが、そうなると
どうやら今では金山っ子になりつつあるのかもしれません。

来年のKはどうなるのか、ちょっとだけ気になっております。

ちなみに、Kの主(あくまでも佐藤の想像)を発見し、その姿
を眺めていたことで、それでなくともその日はぎりぎりの出勤
であったことから、もう少しでタイムカードを目前に遅刻する
ところでした。

皆様も、Kを観察しての遅刻にはくれぐれもお気を付けください。

それでは。





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