雪すかしstyle。~方法編~

2016年2月16日火曜日

日常

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こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日は雪すかしスタイルにおける服装についてお伝えしましたが、
(『雪すかしstyle。~服装編~』)今回は方法編についてお話し
したいと思います。

まず道具ですが、こちらは特別に変わったものを使用しているわけ
ではなく、いたって普通のプラスチック製スコップ、そして一般的な
スノーダンプを使用しての作業です。

肝心なのはそのやり方、どのような順番で雪をすかしていくかなど
ですが、そのスタイルはいくつかに分類されると考えております。

例えば、「きっちり順番にきれいに雪すかし型」。

私のお隣さんなどはまさにこのスタイルでして、無駄なく、きれいに、
ある一定方向から決まってきれいにしていくやり方です。

雪すかし後は実にきれいであり、小さな雪のかたまりなどもなく、
除雪を行った後のスコップの跡が美しくすらあり、集めた雪の山
も整っていてそのまま雪像を作り出せそうでもあります。

次に、「豪快に手早く雪すかし型」。

こちらは周囲を気にせず、脇目も振らずにとにかくスピード重視で
どんどんすかしていくスタイルとなっております。

私も出勤前に大雪が降り、朝も寝坊気味となった際などには稀に
採用することのある方法ですが、近隣のお宅へのご迷惑とならぬ
よう気を付けなければなりません。

続きまして、「必要箇所のみゆっくり雪すかし型」。

このスタイルは車の出し入れのためや玄関前など、本当に必要な場所
だけを焦らずに除雪するやり方です。どちらかと言うと女性に多いの
かもしれません。

雪すかしを行っていない場所にどんどん雪が積もっていくのは心配
なところではありますが、身体への負担は最も軽いと言えます。

さらには、「気になるところから感覚で雪すかし型」。

佐藤はこのスタイルに近いです。まず除雪グッズを手にした瞬間に目に
つく場所から雪をすかし始め、他に気になる所があればそちらに行き、
時折斜め方向に進んでみたり、そうかと思えば反対側からアプローチ
したり、雪を積む際も閃きと勘、その場の感覚で重ねていきます。

こう書くと何も考えずに雪をすかし、効率が良くないようにも思えるかも
しれませんが、きっちりと行っていくのに比べますと、「あと何往復しな
ければならない」という計算が立たないことから、逆に心理面での負担
は少ないとも言えるのです。

気になるところからどんどん進めますので、自身の満足度は高いとも
言えるかもしれません。

しかしながら、やはり雪すかし後はそれほど美しさはなく、多少のムラ
が出てしまうことがあるのは難点です。

他には、こちらは佐藤独特のスタイルかもしれませんが、「体温と汗の
量を調節しつつの雪すかし型」というものもあります。

これは、スコップで雪を積む、整地のために削る、などの作業は体温
が上がりやすく汗をかなりかいてしまうため、一気には進めないように
するということです。

スノーダンプで雪を運ぶのは比較的楽な作業になりますが、それだけ
を集中的に行ってしまいますと、その後に残る工程は上記のものだけ
になってしまい、汗をかき過ぎてしまいます。

朝や休日ならばジャージなどを着ていますのでそれでもよいのですが、
仕事帰りですとスーツのまま雪をすかしますので、大量の汗は困って
しまうのです。

そのため、楽な作業と運動量の多い作業、これらを汗や体温の状況に
応じて絶妙に調整することが必要であり、特に多くの雪が降った時など
は、「気になるところから感覚で雪すかし型」よりも優先的に採用する
スタイルとなります。

以上のように、いくつかのスタイルをご紹介いたしましたが、皆様に
当てはまるものはありましたでしょうか。

中には除雪機や融雪槽を使うという方、ロードヒーティングの部分がある
のでそこを活用する、という方もいらっしゃるかと思いますが、今回はあく
までも手作業での雪すかしにスポットをあててお伝えしてみました。

どのようなスタイルであれ、まずは生活に支障が出ないように雪を
すかすということが第一かと思いますが、外での作業は佐藤のような
暑がりを除けば体が冷え、体調を崩す原因にもなってしまいます。

まだもう少しは雪の季節が続きますので、決して無理のないように
除雪を行っていただき、万が一体調に不安が出た際にはぜひお早目
に医療機関をご受診ください。

なお、本日詳細はご紹介いたしませんでしたが、私が最も憧れるスタ
イルは、「部屋の中から雪すかし応援型」です。

それでは。



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