こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
冬と言えば雪、雪と言えば避けて通れないのが雪すかしですが、
皆様はどのようなスタイルで行っておりますでしょうか。
(「雪すかし」については過去のブログをご参照ください)
ここでのスタイルとは、姿や格好など服装のことだけではなく、その
考え方や行動のしかたも含んでおり、本日は佐藤的雪すかしについて
少し書いてみたいと思います。
まず服装ですが、私の場合ですとTシャツをインナーとし、ジャージ
の上下、その上からダウンジャケット(フード付き)、通常の靴下を
履いて長めの長靴、厚手の手袋、というスタイルです。
割と一般的かと思いますが、帽子はかぶっておりません。
なぜなら、強風で飛ばされてしまう危険性と、体が熱くなってくる可能性
が高いためです。
防寒のため雪すかしの序盤こそはダウンジャケットのフードをかぶります
が、そのうちにかなり体温が上がってきますので、雪が降っている最中で
あったとしても、髪が雪で濡れるか汗で濡れるかの違いしかなくなるため、
それであればすぐに快適になるようにということで、最初から帽子は着用
しないことにしております。
中にはネックウォーマーや耳あてを使用していたり、顔がすっぽりと覆われて
いるフェイスマスクを着用したり、発熱するインナーを着たり、カイロを貼って
という方もいるようですが、もしもそれらを佐藤が実施してしまいますと、汗だく
になってとんでもないことになってしまうのです。
多少の雪すかしであれば、フードをかぶるか否かというオプション以外は、
先ほど書きましたノーマルスタイルのまま終えるのですが、大雪が降った時
などはどんなに気温が低くとも、途中でダウンも脱いでしまっております。
何年か前のことですが、大雪が連日続いた時の夜に雪すかしを行っていた
ところ、ついには雪をよせる場所がなくなってしまったのです。
週末には排雪業者さんが来てくれることになっていたものの、それまで
にはまだ日があり、明日以降も雪の予報が出ておりました。
途中までは何とかうまい具合に雪を積み上げていましたが、ついには限界
となり、それにもかかわらず現在進行形で雪は降り続いています。
「このままでは明日の出勤時に車を出すのも一苦労だ」、そんなことを思い
ながら、降り続ける雪と目の前にある佐藤作の雪像(作品名:雪の山)と、
残されている地面の雪とを見て、段々と腹立たしくなってきてしまったのです。
しかしそれでも雪はすかさなければなりません。
そこで、私は積み上げた雪の山を、この時に限っては長所とも言える自身の
体重(脂肪)を活かして踏み、少しずつ小さくすることを思いつきました。
右、左、右、左、雪に対する苛立ちもあり、どんどんどんどん力強く踏み
ながら、雪像は縮小していきます。
途中で山が崩れ、そのかたまりも踏みながら、固く、低い雪の山が新たに
作られていきました。
そして同時に佐藤の体温は上がり続け、汗が流れ、ノーマルスタイルから
一歩進んだジャージのみのスタイルになったのですが、それでもなお体の
熱は収まりません。
やがてジャージの上も脱いでTシャツのみとなり、極寒の夜の中、手袋すら
も外し汗だくになって懸命に足を動かしていたのでした。
気が付くと同じく雪すかしを行っていたお隣さんが近くにおり、「がんばる
ねぇ。でも、無理しない方がいいよ」と心配のお言葉をいただいたのです。
そして後日、同じお隣さんは「排雪の業者も同じだし、うちの方にどんどん
雪よせてかまわないから」とすら言ってくださいました。
おそらく、佐藤が薄着で雪の山を踏み続けている姿に同情してくださった
のでしょう。ありがたいことです。
そんなわけで、話はそれてしまいましたが、私の雪かきスタイル(服装編)
は以上になります。
暑がりであれば最初からもっと薄めのコートなどを着ては、とのご意見も
あろうかと思いますが、佐藤は寒がりでもありますので、最初はある程度
の厚着が必要なのです。
唯一欲しいアイテムとすれば、吹雪の中での作業やサラサラした雪をすかす
時のために、「ゴーグル」があればなと考えております。
本当は服装だけではなく、どのような方法、順番で雪をすかすかというスタ
イルついても書きたいと考えておりましたが、長くなってしまいましたので、
「雪すかしstyle。~方法編~」については後日お伝えしたいと思います。
それでは。
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