鼻にぐりぐり。

2016年3月18日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日『春はもうすぐ』の記事の中で、私佐藤は東京へと出張に行って
まいりまして、さらにもう一度出張があることをお伝えしました。

出張自体は二度目も無事に終え、札幌に戻っております。

しかしながら、今月一度目の出張後、北海道と東京の気温差からか、
体調を崩してしまいまして、その週末には熱も出てしまったのです。

しかも、同じく出張に行き、行動を共にしておりましたスタッフが帰札後
インフルエンザにかかったことが判明し、私も感染しているのでは…、と
おそれておりました。

そんな中での体調不良な上、二度目の出張を控えていた私は、週末を経て
熱は下がったものの、予防接種を打っている関係からたとえインフルエンザ
であっても症状は軽く抑えられている可能性もあるため、受診することに
したのです。

当然ながら、インフルチェックを行うことになったわけですが、私佐藤は
これまでの人生において一度もインフルエンザに感染したことがなく、また
疑わしい状態になったこともないことから、検査自体が初めての経験でした。

出勤後、外来にかかると念のため隔離されまして、その後、検査科のスタッフ
がとても長い綿棒のようなものを持ってくると、続いて外来の看護師長がそれ
を受け取り、「じゃあ、ぐりぐりさせてもらいますね」と一気に、ためらわず、
迷わず、容赦なく、私の鼻の中に向かってぐぐっと、奥の方までずずずいっと
綿棒が入れられ、ぐりぐり、ぐりぐり、ぐるんぐるん、ぐりぐり、と左鼻の中を
自在に動いたのです。

私は自分自身では見ることはもちろんできませんでしたが、とてつもない
表情をしていたことと思います。

もしもその時の写真があったとしたなら、そしてそれをブログ内で公開する
ことになったとすれば、間違いなくぼかしなどを入れなければいけないレベル
であったことでしょう。

初めてインフルエンザの検査を行った感想といたしましては、正直なところ、
そこまで痛みはないがむずむずし、かなりむずむずし、そしてとてもむずむず
し、さらにはくすぐったいような息苦しいような、なんだかもう、うわぁ~むず
むずする!という感じでした。

しかも、私はあまりのむずむずさに体がのけぞってしまったのですが、それ
ではよろしくないとのことで、まさかまさかのもう一度、となったのです。

「今度はのけぞらないでくださいね」という外来師長の言葉を聞きつつ、
すでに一度目の時に溢れた涙が流れてきているのを気にしながら、さらに
奥までくるのだろうか…、これはもう表情も何も気にしていられない、どんな
にひどい顔をスタッフにさらけだそうとも、正確な診断をしてもらうためには
ただただ耐えるのみ、と心に誓い、二度目のぐりぐりが終えるのをひたすら
待ちました。

「今度はOKです」という言葉にほっとし、その後は隔離室にて一人、
流れる涙と鼻水を拭いながら検査結果を待ったのでした。

このように書いてきますと、インフルエンザの検査を受けたくない、と
思われる方もいるかもしれません。

しかし、しっかりと診断をし、インフルエンザか否かを確定させることは、
自身の体調を早く回復させることにつながるだけではなく、周囲の皆様
への感染を防ぐことにもつながります。

ぐりぐり、は楽な検査ではありませんが、痛いとか耐えられないとか、その
ような大変なものでは決してありません。

インフルエンザの症状が続いたり、周囲の皆様に感染することの方がもっと大変
なことですので、ぜひ、気になる症状がある際には医療機関を受診してください。

ちなみに、私の結果はマイナス、つまりインフルエンザではありませんでした。

安心したものの、どうにも咳の症状だけは抜けきらず、夜に寝ている間にも
目が覚めてしまうなど、ここ数日は寝不足気味となっております。

大丈夫かこの咳…、と今度は違った不安が出てきているのですが、まずは
処方してもらった薬をしっかり飲みつつ、栄養を考えて食べ、休んで様子を
見たいと考えております。

気温こそ温かくなってまいりましたが、皆様もどうぞ体調管理にはお気を
つけください。

そしてぐりぐりの際の詳細な状況をもっと知りたい、という方がおりましたら、
どうぞ佐藤までお気軽にお声かけいただければと思います。

それでは。

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