こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
先日、当院の近隣にあります手稲西中学校にて、サタデースクールが開催
されました。
サタデースクールは札幌市が行っている事業であり、学校や地域、様々な
人材が協力することで土曜日ならではの学習支援、地域人材活用、企業
連携、体育振興を実現し、地域の教育力の向上を図り、学校と地域の連携
の仕組みを整えることを目指すというものです。
今回は『走り方教室とストレッチ教室』ということで、陸上競技アスリートの
仁井有介さんによる走り方の指導、その後に当院のリハビリスタッフ(PT:
理学療法士)によるストレッチ指導を行いました。
当日は最高気温が29度という暑さの中、運動会が迫っている小学生、陸上部
の中学生、地域の方々や関係者など約70名の皆さんが参加されていました。
仁井さんは現在A-bank北海道に所属されて、スプリントやかけっこのコーチを
担当されています。
元々はハイテクACに所属していた短距離のアスリートであり、世界ジュニア
陸上で日本代表に選ばれたり、全日本実業団陸上の100メートルで優勝経験
のあるスゴイ方です。
そしてその仁井さんの100メートルのベストタイムはなんと、10秒34、
とのこと。
驚きです。
実は私も中学生の頃、他の部活に所属していながら100メートルや走り幅跳び
の選手として陸上の大会に出場していたことがあります。
お腹まわりの脂肪が全くなかった当時は、中学校1年生の時に100メートルを
12秒台で走っており、私の地元の街では中体連で3位までは入賞したことが
あるなど、本気で陸上に取り組もうかと思ったほどでした。
その後、他の部活との掛け持ちもよろしくなかったのか怪我をしてしまい、陸上
一本ということにはならなかったのですが、そのまま続けていたとしても、そして
今のように脂肪たっぷりにならなかったとしても、やはり10秒台で走ることは
できなかったかと思います。
10秒台で走るということは本当にすごいことなのです。
そんな仁井さんの指導は実にわかりやすく、爽やかで、時に笑いあり、時に激励
あり、そして最後まで飽きないような工夫が随所に盛り込まれており、たくさん
参考になる部分がありました。
また、陸上とは直接関係がないようなゲームも、実はスタートダッシュに向けた
集中力の訓練につながっていたりと、ユニークな内容でもあったのです。
走り方教室の後は体育館に移動し、当院の理学療法士によるストレッチ指導を
行いましたが、参加された皆さんからは「身体が軽くなったような気がする」、
「怪我防止やクールダウンのことを学べて良かった」と大変嬉しい感想がたくさん
聞かれましたので、ご協力させていただいて本当によかったと感じております。
当日の模様は手稲西中学校で発行しているサッポロサタデースクールだより、
そして仁井有介さんのブログでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。
スーツで参加していた私は走ることはなかったのですが、久々のグラウンドや
体育館、そして皆さんの走る姿にテンションが上がり、日課のウォーキング時
にかなり走りましたところ、現在は筋肉痛祭り開催中となっております。
皆様も身体のケア、怪我の予防、そして熱中症にはくれぐれもご注意いただき、
運動をお楽しみください。
当院では今回のような地域貢献活動を積極的に行っておりますので、リハビリ
スタッフ以外でもお役に立てそうなことがありましたら、ぜひお気軽にご一報
いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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