Kがこんにちは。

2016年9月30日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

あれは先月、8月の暑い日の朝でした。

出勤時に、駐車場から職員玄関に向かって歩いていた私はある者と
遭遇したのです。

そう、それはこれまでに『コードK』『続・コードK』『春のコードK』『K、現る』や、さらには『Kの季節』『シーズンオフかと思いきや』
そして昨年の『今年のKの報告』と、何度も何度もこのブログに登場
しているKことカメムシでした。

本格的なシーズンを迎える前の登場となったわけですが、その大きさたるや
実に立派なもので、まさにこれまでにもご紹介してきたような金山サイズで
ありまして、堂々とした風格すらも漂っていたのです。

その時の私の正直な気持ちとしては、「うわぁ~もうでたぁ」であり、さらに
続いた感想は「登場が早過ぎるよ…」でした。

そしてそのことをブログにてご報告しようと思い、参考までにKに関する
過去のブログを読み返した時、私はハッと気づいたのです。

それは昨年のブログ、『今年のKの報告』で書きました、佐藤の想像による
Kの世代交代に関することでした。

私が発見したKは雰囲気も、その色味も、見た目の艶も、どこか若々しさが
漂っていたのです。

もしや、私が出会った金山サイズのKは、先代のカメムシの主からバトンを
渡された後継者なのではないだろうか。そんなことを思いました。

微動だにせず、真正面から私を見て静かに佇んでいたK。

もしかすると、これから金山地区のカメムシ達を束ねていく新しいKの主
として、挨拶に訪れたのかもしれません。

まぁ、全て私の想像ですが(笑)。

果たして、今年のK発生状況はどうなるのでしょうか。

若きリーダーへと世代交代し、Kがフィーバーするのか。

それとも、まだ不慣れな中で、静かなKのシーズンとなるのでしょうか。

はたまた、自分なりの色を出し、これまでにはない展開となるのかも
しれません。

佐藤としましては、もしも本当にKの世代交代がなされたのだとしたら、
ぜひ新リーダーにはエールを送りたいと思います。

ただしかし、若さを発揮しての暴走だけはやめてもらいたいものです。

また、院内への訪問も、できるだけご遠慮いただきたいと考えております。

さらに、佐藤の自家用車への相乗りや、佐藤の身体にとまってアクセサリー
のように存在感を発揮する、などは絶対にやめていただきたいです。

私はKが苦手ですし、そもそも虫全般を苦手としております。

しかし、今年は当院のスタッフとして迎える6度目の秋となったからなのか、
Kに対しての苦手意識がこれまでよりは薄くなっているような気がしている
のも事実なのです。

慣れというのは恐ろしいものであり、一方でありがたいことでもあるのかも
しれません。

かと言って積極的にKを始めとする虫達と積極的に関わりたいかと言えば
全くそうではなく、つい先日も職員用駐車場を歩いていましたらバッタが
私に向かって跳んできまして、かなり無理な体勢で体をくねらせてかわし、
あやうく腰や膝や足首を負傷しかねない事態、ということがありました。

Kが私に気付かれないようにそっと近くに歩み寄り、そしてコードKの発令
もないままに私自身で発見してしまったとしたら…、とっさに奇妙な動きを
してしまうのは確実です。

おそらく、おかしな声も出ることと思います。

その結果、周囲の皆さんを驚かせてしまったり、無理な体勢となり、怪我を
するということにも発展しかねません。

この金山の地で働いていく限り、自然で暮らす様々な者達とはできるだけ
仲良くしていきたいとは考えております。

しかし、やはりKのフィーバーなどは困りますので、私が出会った新しい主
(と佐藤の想像で勝手に思っているK)には、心の中で「こんにちは。そして、
お手柔らかに…」と念じておきました。

今年のKの動向につきましては、また別の機会にご報告したいと思います。

それでは。

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