こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
先日、自宅にてテレビのチャンネルを色々と変えていましたら、ある番組に
辿りつきました。
それは、花火大会を生中継するという番組です。
長野県にあります諏訪湖で行われている花火大会を、解説と実況付きで放送
しておりました。
諏訪湖の花火大会は非常に長い歴史があるとのことで、また、当日の花火の
数も4万発と、かなりのビッグイベントのようでした。
佐藤は花火大会は好きですし、以前は帯広で行われます勝毎花火大会を見に
行ったこともあります。
番組を発見した当日は、ちょうどお盆も過ぎ、少しずつ夏が終わっていくなぁ、
と寂しい気持ちになっていましたし、まだまだ夏を感じていたいという思いも
ありましたし、何より大規模な花火大会を生中継するという番組もかなり珍しい
ものですから、佐藤はそのまま見続けることにしたのです。
花火大会は単に次から次へと花火が打ち上がるのではなく、それぞれのテーマ
ごとに打ち上がったり、職人さんの技術を競うコンクールのような要素も含んで
おりました。
そしてそのそれぞれに解説の方が色々と説明してくださり、最近の花火のトレ
ンドはこうだとか、このような形や色を表現するのは難しいとか、様々な技術
などについても教えてくれていたのです。
なるほどなぁ、と佐藤はますます興味がわいてきまして、ゆったりと夏を感じ
ながら見るにはいいなぁと思い、楽しみにしながら続きを見ておりました。
ところがです、佐藤が見始めてから間もなくして、花火大会の会場上空には雲
が出てきてしまいました。
打ち上がる花火も、その雲に隠れ、段々と見える部分が少なくなっていきます。
実況を担当していた女性の方も、「う~ん、ちょっと、今の花火は視界があまり
良くなくてはっきりとは見えませんでしたね」、
ということをお伝えし、それに対して解説の男性の方は、
「今の花火はいわゆる伝統的な作りですね。少し見えにくかったと思いますが、
きれいな余韻の残る花火です」、というようなことを説明してくれましたので、
佐藤は、「なるほどなるほど、見えなかった部分はそんな感じだったのか」と
何とか納得しながら次の打ち上げを待ったのです。
ただ、残念なことに、会場上空の雲はますますひどくなりまして、さらに風も
ないのか花火自身の煙もなかなかなくならず、視界はほぼゼロ、という状況
にまでなってしまいました。
しかし、花火大会はどんどん先に進んでいきます。
そして、真っ暗で真っ白な中に打ち上がる花火の音と、雲と煙の向こうから放た
れる光だけが延々と続く、そんな状況になったのです。
実況の女性の方も、「今の作品もちょっと、雲がかかっていて見えなかったですね」
とか、
「いや~、この花火もすごくカラフルなのが特長とのことなのですが、やはり少し
見えにくかったでしょうか」
だとか、
「とても大きな花火でしたが、ちょっと、その全ては見えなかったですね」
だったり、
「うう~ん、これも、どうでしょう、かすかにその模様が見えたでしょうか、どう
でしょうね、ちょっと、全てを見るのはやはり難しかったかもしれません」
というような実況連発となっておりまして、解説の男性の方はそれでもしっかりと
それぞれの特徴や経緯や、こういう花火は作ってからすぐ打ち上げなければいけ
ないということだったりを説明してくださいまして、とにかく、花火に対しての知識と
歴史については学べる、という状況でした。
ただ、花火は全く見えませんでしたが(笑)。
これは現地で見ている方や花火職人さんは辛いだろうなと思いましたし、佐藤と全く
同じ環境の視聴者の方々は、もはやこれが一体何の番組なのかわからなくなっている
だろうなぁ、とも思いましたが、何よりも一番辛いのは、全く花火が見えない中で実況
と解説をしていくお二人がしんどいだろうな、と思いました。
しかも、番組表を確認しましたら、2時間生中継の番組でしたしね(笑)。
花火大会の会場ではお祭りのように多くの出店があり、お店と共に浴衣姿で歩く多く
の方々が時折映し出されていましたので、佐藤的には「こうなったら、天候が回復する
までは出店グルメのレポートをしてもらえないかなぁ」というようなことも思いながら
番組を見続けておりました。
幸いにしてその後は視界も良くなり、しっかりと花火の美しさを楽しむことができた
のですが、佐藤は所用もありまして最後まで番組を見れなかったため、その後の
天候がどうなったのかまではわかりません。
こういった自然環境に左右されるイベントですと、今回のような事態は予測されたか
と思うのですが、それでもなお、実況と解説者を配置した上で2時間の生中継を実行
したテレビ局の方々はすごいな、と思いました。
そして、全く花火が見えない中でも臨場感を出しつつ実況したり、冷静に解説を行った
お二人はプロだな、とも感じました。
佐藤的な予定では、今年に大規模な花火大会を見に行くかどうかはまだわかりません。
ただ、今回の中継でよく見えない時間帯があったことによって、花火大会を直接見に
行きたい!との気持ちが強くなったと感じているところです。
夏の終わりから秋にかけても、花火大会やお祭りでの花火などが多く行われますので、
それらのスケジュールを調べてみようかと考えております。
今回の番組を制作したテレビ局の方々には、ぜひとも来年も同様の中継を放送して
いただきたいですし、できることならば日本全国各地の花火大会の模様などもリアル
タイムにて放送していただきたいものです。
録画ではなく、生中継というところがより楽しさやある種のドキドキ感を生んでよい
のではと思います。
ブログをご覧の皆様がこれまでに行った中でおすすめの花火大会や、今回お伝えした
他にも花火大会を中継する番組を知っている、などがありましたら、ぜひ佐藤まで情報
をご提供いただけますと幸いです。
また、花火大会のチケットが余ってしまって困っている、という方がおりましたら、
ぜひともご連絡いただければと思います。
それでは。
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