肉離れ中に思ったこと。

2019年7月30日火曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日のブログ、『7月8日の痛い出来事』の中で佐藤はふくらはぎ
の肉離れを起こしたことをお伝えしました。

本日は、佐藤史上初めての肉離れ中に思ったことを少し綴って
いきたいと思います。

まず、現在はケガをしてから3週間が経過し、日常生活は全く
問題なく過ごすことができておりますし、先週の時点で痛みは
なくなり、歩く際も快適に動けている状況です。

ただ、完治するのはまだもう少しかかりますので、今は無理を
せず、ストレッチや軽い筋トレ、短い距離のウォーキングなど
をスタートさせている、リハビリ期間となっております。

痛みがある時には歩くことも大変でしたし、特に階段の上り下り
は痛みだけではなく多少の怖さもあり、苦戦しました。

そんな中で活躍したのが手すりです。

日々の生活の中で自身が手すりを使う場面というのは、ほとんど
ありませんでした。

しかし、こうしてケガをすると、手すりのありがたさ、安心感を身を
持って実感したのです。

業務中で需要が高まったのは院内PHSです。

もちろん、ケガがなくとも院内での業務中は各フロアのスタッフ達
と連絡を取るのに使用しております。

ただ、基本的には顔を合わせて会話をすることを重視しているの
が佐藤であり、またダイエットのために少しでも日常生活の中で
の運動量を増やしたいとも考えておりましたので、極力、自らが
院内の各所に向かい、業務を進めることにしておりました。

それが、肉離れ後についてはPHSが大活躍いたしまして、何を
するのにも電話、電話、電話と文明の利器に助けられたのです。

普段は、ストラップをつけた院内PHSを首からぶら下げている
と肩こりにつながるような気もしまして、何ともなぁと思うことも
多々ありました。

そっとデスクの上に置きっぱなしにして、席を離れることも時に
はありました。

しかし、今回についてはいつでも、どんな時もすぐそばに置いて
おきたい、PHSはお友達、いえ、「PHSは恋人」、感覚で必ず
肌身離さずに持ち歩いていたのです。

自部署のスタッフ達におきましても、日頃はこちらに呼ぶという
よりも佐藤がそちらに向かうことを多くしていたのですが、今回
ばかりは、「ちょっと来て」、「こっちで」、「待ってます」ということ
が多くなってしまいました。

ケガをして思ったのは、当たり前のことが、当たり前にできると
いうのは素晴らしいなということです。

今回の佐藤の肉離れは軽傷であったとはいえ、しみじみとそんな
ことを思いました。

今は早歩きもスムーズにできますので、スイスイと歩けるのって
素敵だなぁ、快適だなぁ、と心から思います。

手すりにしても、院内PHSにしても、日頃は何とも思わない物が
実はすごく便利で、とても大事なものだなということをあらためて
考える機会にもなりました。

身体に痛みや不調があると、どうしても動くのが億劫になったり、
怖さを感じてしまいますし、安静が必要な期間もあるため運動量
が落ちたり、行動範囲が非常に狭くなってしまいます。

これではますます太ったり、メンタル的にも後ろ向きになりがち
ですので、やはり日々の健康の維持や体調管理がとても大切
だなと強く感じました。

ありがたいことに周囲の協力が得られたことや、先日のブログ
でもお伝えしましたように、「復帰」というキーワードに佐藤は
勝手にアスリートっぽさを感じたことから、ポジティブに毎日を
過ごすことができたのは大きかったです。

とはいえ、今後しっかりとした運動を開始する際や、強度を上げ
ていく段階まできた時には、再発に対しての不安があるというの
が正直な本音ではあります。

この辺りは、入念なストレッチなどの準備と、自身のメンタルとの
戦いになることでしょう。

今の状況、今後のこと、それらを全てポジティブに捉え、必ずや
スリム佐藤を実現したいと考えております。

ちなみに、肉離れを起こした右のふくらはぎに痛みがあり、走る
ことはもちろん、歩くことですらもぎこちなさがあった期間中に、
2度ほど急に雨が降ってきたことがありました。

その時は佐藤一人であり、傘もなく、屋外の駐車場内を移動して
自身の車まで行かねばならないという状況だったのです。

どしゃ降りになり、周囲の皆様は小走りになったり、猛ダッシュを
したり、傘を差したりしておりました。

しかし、その時の佐藤は走れません。

小走りで駆け出すことも、早歩きになることもできないのです。

そのような状況下で佐藤はどうしたかと言いますと、

えぇ、

そうです、

ものすごい雨の中、

悠然とマイペースで歩いておりました…!

無理をするわけにはいきませんし、

雨があがるまで待つ時間もありませんでしたし、

傘に近い物も何も持っていなかったですし、

周囲の方に「すいませ~ん、ちょっと傘に入れてもらえますか?」
とお願いするわけにもいきませんし、

まぁ、そこまで長い時間や距離を雨に打たれながら歩くわけでも
なければ、何か重要な用事があるわけでもないわけでして、雨に
対して今の佐藤の肉離れをわかってもらおうなどというのは無理
なことですから、

潔く、スーツのまま、ゆったりと余裕を見せながら、若干の笑み
すらも浮かべながら、そして紳士的な身のこなしで、大いに雨に
濡れながら車へと戻ったのです。

それはもう、すごい濡れっぷりでありました。

そして、心の中では、「これだけのどしゃぶりの中で、ゆっくりと
歩いているなんてこの人大丈夫か!?」的な目で見られている
のかもしれないな、とは思いましたが、

まぁ、これも良き経験、と割り切ったのです。

色々なことを考えるきっかけにもなりましたし、メンタル的にも
鍛えられたような気もしますし、今後のケガ予防という観点から
も、肉離れによる影響は良い意味で大きいのかもしれません。

皆様の中で、豪雨の中のんびりと歩くスーツ姿の男を目撃したと
いう方がおりましたら、それはおそらく佐藤の可能性が高いかと
思いますので、その時のリアルな感想をぜひお聞かせください。

しっかり治し、復帰に向けてがんばります。

それでは。

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