こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
あまりきれいなお話しではなくて申し訳ありません。
と、先にお詫びしておきます。
さて、先日、佐藤は自宅にてお風呂に入りました。
そうは言いましても、浴槽にお湯を張ってゆっくり浸かるという
ことではなく、シャワーです。
シャワーの使い始めは水が出てしまうことから、いきなり身体に
かかることがないよう、シャワーヘッドはまず浴槽に向けた状態
にしておき、それから蛇口を操作してお湯を出します。
その日も、いつもと変わらずに蛇口を動かしたところ、いつもと
同様にシャワーから水が勢いよく出てきて、浴槽の中へと流れ
て行く際の水圧により風が巻き起こりました。
その時です。
一瞬、佐藤の視界の端に何か黒いものが横切ったのです。
佐藤はヒヤリとしました。
なぜなら、頭の中にすぐに浮かんだのは「虫」というキーワード
だったからです。
これまでのブログをご覧いただいている皆様であればご存知かと
思いますが、佐藤は虫をとにかく苦手としております。
しかも、横切った黒い物体はけっこうな大きさがあるように思えた
ことから、より佐藤は焦りました。
まして、その時の佐藤は虫と戦う武器は何一つ持っておりません。
まさに、文字通りの完全なる丸腰です。
佐藤は恐る恐る浴室内を見渡しました。
すると、浴槽の底、佐藤からは一番遠い端っこに黒い物体を発見
したのです。
それは、髪の毛でした。
前日に浴槽底の排水溝内にある髪の毛がたまるようになっている
部分の掃除をし、浴槽の淵の一番端、壁際によせておいたものを
回収し忘れていたのです。
大変汚いお話しで申し訳ありませんが、しかし、虫ではないことに
佐藤は大変安心いたしました。
また、その髪の毛の束は、浴室内の排水溝ではなく、あくまでも
浴槽内のものでしたので汚さは比較的少なく、浴槽の淵に置いた
ものが乾いて、非常に軽い状態だったのです。
そのため、シャワーの流れから発生した風によって髪の毛の束が
舞い上がり、浴槽の底に落下したのでした。
ただ、安心したのも束の間、佐藤には別の心配がありました。
それは、浴槽内をどんどんと浸食していくシャワーからの水が、
落下した髪の毛の束(輪になっている)に近づいていたのです。
このままでは、髪の毛は水に濡れ、さらには再び浴槽内の排水溝
部分にある髪の毛をストップする場所に流れてしまいます。
佐藤は慌てて、浴槽内に向いて水が流れていたシャワーヘッドの
位置を動かしました。
すると、先ほどまでとは違った方向に風が巻き起こったのです。
その時でした。
髪の毛の束が、シャワーの風にあおられて、今度は浴槽内から
飛び出したのです。
本当に汚らしいお話しで申し訳ありません…。
佐藤は、「ああっ!」と思わず声を出し、その様子を眺めること
しかできませんでした。
空中に舞った髪の毛の束をキャッチするのはあまりにリスキー
でありましたし、シャワーの水で撃ち落とすこともまた困難なこと
であり、ごくごく短い時間の中で起きた一連の出来事の中では、
ただただ、佐藤は丸腰のまま立ち尽くすしかなかったのです。
シャワーの風により、浴槽の淵から浴槽内への落下した髪の毛。
そして再び舞い上がったその髪の毛。
そんなアクティブな髪の毛が、その後には一体どうなったのかと
言いますと…、
くるりくるりと浴室内の空中を舞い、
あっけにとられている佐藤のすぐ横を過ぎて、
なんと、
なんと、
なんと…!
元々置かれていた浴槽の淵のほぼ同じ場所に舞い戻ったのです!
僅かな幅しかないその淵に、見事に着地したのです!
「えぇ~~~っ!」
と、佐藤は大きな声が出てしまいまして、
「髪の毛の大サーカスや~」
と、なぜか日頃使うことなどない関西弁が出てきてしまいました。
こんなことが起こるとは、本当にびっくりです。
やろうとして挑戦しても、まず無理かと思います。
(もちろん挑戦自体もしませんが…)
結果的には、心配していたことは何も起こらず、ただ単に佐藤が
焦り、驚き、ちゃんと髪の毛を捨てなければと思った出来事なの
ですが、些細なこととはいえ、そして何とも汚らしいことである
とはいえ、珍しい瞬間を目の当たりにして少し嬉しかったです。
この出来事が何か良いことの起きる前兆であったとしたら、より
嬉しいのですが…。
ちなみに、今回のお話しのメインである髪の毛に関連することで
一つお伝えしたいことがあります。
それは、最近、佐藤の頭の中によく流れ、時にサビの部分だけ
をついつい口ずさんでしまい、やけに耳に残る曲でまさに「毛」
についての歌のことです。
ハードロック、またはヘヴィメタルなあの方が歌っておりまして、
でも、子ども向け番組の曲なのですが、歌詞は秀逸、リズムは
絶妙でありまして、一度聴くとなかなか頭から離れません。
ぜひ、『わさわさわさ!』で検索して聴いてみてください。
何とも微妙な内容のブログとなり、失礼いたしました。
わさわさした曲がまさに頭の中に流れている現在ですが、自身
のデスクにて歌い始めるわけにもいきませんので、そっとリズム
を刻む程度にしておきたいと思います。
皆様が目撃した珍しい場面、奇跡的な瞬間などがありましたら、
ぜひお聞かせください。
それでは。
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