Kとほのぼの。

2019年10月11日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

これまで幾度となくこちらのブログに登場した「K」こと「カメムシ」
ですが、先日、ついに今年の初Kを目撃いたしました。

そのKは大きく、いわゆる金山サイズであり、色は茶色で、目撃
した場所は職員駐車場の佐藤の車の運転席側の地面、だった
ものですから、もう少しで踏んでしまいそうだったのです。

今年初Kからいきなりの危機的状況でした…。

佐藤は虫をとにかく苦手としておりますので、カメムシが近くに
いた際などは、周囲のスタッフに「コードK」を発令してほしいと
お願いしております。

そのことはこれまでのブログでもお伝えしてきました。
(ぜひ左上の検索ボックスに「K」と入力してみてください)

今回、Kを目撃した時には一人であったことから、「コードK」の
発令はなく、しかも足元にて佇んでおりましたので佐藤は焦った
のですが、それでもなぜか、落ち着いている自分もいたのです。

これまでであれば、Kを発見する度に「うわぁ!いたぁ!でたぁ!」
と大騒ぎだったのものの、今回については、

「あぁ、もうKの季節か、秋だな」

と、澄みきった金山の空を見上げる余裕すらありました。

さらに、その大きなKはゆ~っくりと前方に向かって傾きまして、
佐藤にはどうにもお辞儀をしているようにも見えたのです。

佐藤は心の中で、「あぁ、こんにちは」と呟きまして、ほのぼのと
した気持ちになりながら、足元に注意しつつ、そして発進の際も
細心の注意を払って出発しました。

佐藤は虫を克服しました。

…などということはまずありません。

虫は苦手です。

自信を持って言えます。

虫は、いかなる種類であっても苦手なのです。

ただ、この何年かの間、季節の移り変わりと時を同じくして必ず姿
を見せるKには、少し慣れたのかもしれません。

もともと、これまでには一度たりとも、Kにかまれたとか、刺された
とか、そんな体験はないのです。

そもそも、そんなことをする虫ではないのかもしれません。

ただ、刺激すると臭いですが…。

そして、急に飛び回るとかなりのスピードになりますが…。

それでも、大きな害はないのです。

見た目も苦手ではありますが…。

予想ではありますが、佐藤はこれまで以上に大人となり、ひょっと
するとジェントルメンへと成長しつつあり、それによってKを見て秋
を感じるという余裕が生まれたのかもしれないと考えております。

日々、あっという間に過ぎていく毎日の中で、ふとした瞬間に季節
を感じ、自然を感じ、息を抜くことは大切なのかもしれません。

時間に追われて急ぐのではなく、時にゆっくりと七輪にて炭をおこし、
じっくりと秋刀魚を焼き、ゆったりとスダチを搾り、軽めに冷やした
地酒を少しずつ楽しみながら秋の味覚を堪能する、ということも今
の佐藤であればできそうな気がします。

そして、紅葉を眺めながら風を感じ、目と耳と、身体の全てを使って
今の季節を満喫することもできるのかもしれません。

その後には、炭火で煙の香りがついてしまった身体をさっぱりさせる
べく、冷えた身体も温めるべく、熱めのお風呂に入りまして、

上がった直後にはよく冷えたビールをぐびぐび飲み、

デザートにシャインマスカットをむしゃむしゃ食べつつ、

白ワインも嗜みながら、

最後の締めにはアイスでも、

と、食べていたところ、何か締まらないなと思ったらさっきは魚しか
食べていなかったことに気付き、やっぱりごはんでも麺でも何かでも、
と炭水化物を摂取しまして、

『食欲の秋ますます太りVer.の佐藤』、の出来上がりなのです。

途中から、全然ジェントルメンではなくなりました…!

しかし、これが佐藤の真実、佐藤の今の現況なのだと思います。

無理をして紳士になり過ぎるのもよくありません。

あくまでも自然に、自然にです。

今の佐藤の段階では、初Kを目撃してもいつものようには大騒ぎを
しなかった、むしろ、ほのぼのとした気持ちになり秋を感じる余裕が
出てきた、というレベルのことなのです。

まぁ~、そうは言いましても、今年の秋が「Kのフィーバー」等に
なった際にはきっと大いに騒ぐことと思いますし、やはり自身の
デスクの周りや、背後や、気付けば身体に付いていた場合など
にも相当騒ぐとは思います。

それでも、これまでとは若干、Kに対する気持ちが違うのは確かな
事実としてあるのです。

ブログの中の表現におきましても、今後はKを「目撃しました」では
なく、「会いました」にしようかなとも考えております。

ただ、「お会いしました」や「久しぶりに会ったよ!」等の仲良しの域
にまではまだまだ到達できそうにはありません。

秋は食欲やKだけではなく、運動の秋でもあります。

先ほどの例のようになって太り続けることがないよう、Kには注意
しながらもしっかり運動したいと考えているところです。

Kを見てほのぼのとした気分にもなった佐藤ではありますが、皆様
におかれましては、引き続きコードKの発令にはぜひともご協力を
お願いいたします。

それでは。

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