スリーパンカー。

2020年4月24日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日のブログ、『タイヤ交換、その後のぷらーん』 でお伝えしましたように、佐藤は長年お世話になっているディーラーさんにて自家用車のタイヤ交換を行いました。

その際、先日のブログの中でも登場しました工場長より、あるお知らせを受けたのです。

それは、

「佐藤さん、夏タイヤを装着しようとしたらパンクしていました…」

という驚きの内容でした。

幸い、修理対応が可能な状況だったため、すぐに直してくれたのですが、一体いつのタイミングでパンクしたのか全くわからないのです。

夏タイヤの1本に、釘のようなものが刺さっていたとのことでした。

佐藤はタイヤもその他の諸々も全てをいつものディーラーさんに預けているものですから、交換前には自分自身で夏タイヤを目にすることはありません。

昔のものとは違い、現在のタイヤはパンクをしてもゆっくりと空気が抜けていくようなのですが、状態にもよるとはいえさすがに何日も持つものではないようですから、おそらくは昨年の初冬に冬タイヤへの交換をする直前に釘のようなものが刺さってパンクしたものと思われます。

何かを踏んだという認識は全くないものですから、工場長からの報告には本当にびっくりしました。

さて、それから10日間ほど経過したつい先日のことです。

佐藤は朝、出勤するべく自家用車に乗り込み出発いたしました。

すると、すぐにガタガタと音を立てながらの走行となりまして、乗り心地も明らかに普段とは違うなど、大きな異変を感じたのです。

佐藤は、自宅から50メートルほどですぐに車を停車し、車から降りて音のする辺りを確認いたしました。

ここまで書きましたら、おそらくほとんどの皆様は想像がつくことと思います。

そうです、佐藤の自家用車は再びパンクしていたのです。

それも、少しタイヤがへこんでいるとかそのようなレベルではなく、ぺしゃんこ、まさにぺっしゃんこで、タイヤではなくホイールで走行しているような状態になっていました。

車のタイヤのパンクは過去にも経験したことのある佐藤でしたが、ここまでとんでもなく空気が抜けてしまっている状況は初めてのことであり、数十秒間は町内の皆様の視線を気にすることもなくその場に佇んでしまったほどです。

さて、佐藤は困りました。

佐藤の自宅から当院までは、公共交通機関を使用するならばとてつもない早起きと共にかなり早い時間帯での出発が必要ですので、その時点でどうがんばっても始業時間には間に合いません。

かと言って、すぐにタクシーに飛び乗って出勤したところで翌日以降の問題があったり、パンクした車のことが気になってしまったり、あとは~、そうですね、えぇ、当院までのタクシー乗車料金はなかなかのものですので、まぁ~、けっこう、と言うかかなり、その辺りも気になってしまったというのが正直なところだったのです。

ここまでぺっしゃんこのタイヤが、今度は修理で済むのだろうかという心配もありましたし、もしもタイヤを購入して交換となれば即日で対応してもらえるのかもわかりません。

そもそも、先日のブログでも少し触れましたが、佐藤の自家用車にはホイールなどの盗難防止用のロックナットなるものを装着しており、それを外すための器具もいつものディーラーさんに預けているのです。

すぐ近くの他のディーラーさんや、整備工場やガソリンスタンドまで何とか辿り着いたところで、佐藤の車のタイヤは外すことができないのです。

そして、ロックナットの器具を預けているいつものディーラーさんは市内とはいえ、佐藤の自宅からは遠いのです。

色々気になりつつも強引に出勤して一日勤務か、

あれこれ心配になりつつもとにかく出勤して午後を休むか、

まずは修理をどうにかしてその後に慌ただしく出勤か、

潔く一日休んで修理を優先するか、

う~ん、

う~~ん、

むむぅ…。

佐藤は悩み、考えた上で結論を出しました。

よし!

休もう!!

幸い、佐藤が出席すべき院内会議等は延期や中止となっており、どうしてもその日のうちに終わらせなければならない業務も(なんとかギリギリ)ありませんでした。

佐藤はJAFの会員であり、また自動車保険のオプションもありましたのでそれらを活用し、佐藤史上初めて車を搬送してもらうことになったのです。

業者の方が到着した後、「タイヤに空気を入れてみますね」と、作業しているその最中から、佐藤の耳には「しゅ~、しゅ~」と空気が抜ける音が聞こえてきました。

そして、タイヤが膨らんできたところで、業者の方がこう言ったのです。

「あ、何か刺さってますね」

確かに、佐藤の目にも何かがタイヤの接地面に刺さっているのが見えました。

佐藤の中では、先日のタイヤ交換の時にパンク修理をした箇所から再び空気がもれているのではと感じていたのですが、そうではなかったのです。

新たなパンクということになりますと、冬のタイヤ交換時に続いてですので、ずいぶんと短期間でのパンクの連続ということになってしまいます。

様々な不安と心配を抱えつつ、いつものディーラーさんに到着した佐藤と佐藤の自家用車は、すぐに修理に向けた点検をしてもらいました。

その後、工場長があるものを持ってきまして、こう言ったのです。

「佐藤さん、すんごいの刺さってましたよ…」

工場長の手を見ると、すんごい長さのネジがあったのです。

衝撃的でした。

こんなにも長いものが刺さるものだろうか、一体、どのような状況でそうなってしまうのだろうかと不思議でしょうがなかったですし、何よりも、これはもしかするといたずらなどではないかとの心配が一番大きかったのです。

しかし、工場長の話によれば、この長さのネジをタイヤのあの場所に人力で刺すのはまず難しいであろうとのことでしたし、特にこの時期は雪がなくなり道路の清掃前で、路上に色々なものが落ちているのでパンクのケースも多く、実際に刺さっていた状況を見ても走行中に踏んだのであろうとのことでした。

それを聞いていくらかはほっとしたものの、もう一つの衝撃的な事実がありまして、実は、今回のパンクと先日のタイヤ交換の際に発見したパンクの他にも、数年前に同じ車でパンクしたことがあるのですが、これら3回は全て助手席側の後方、つまり左リアタイヤだったのです。

正直、佐藤は何ともこわくなりました。

そんなことってあるのでしょうか。

ただ、やはり色々と考え、工場長と話しをしていても、いたずらなどの線は薄い気がするのです。

そうなりますと、たまたま、偶然に、そうそう起こることのないパンクというエピソードが、なかなかの短期間に、それも同じ個所にて3連続で発生したということになります。

ちなみに、3回全てはその都度フレッシュなパンクであり、関連性はないとのこと。

驚くやら、こわいやら、腹立たしいやらの佐藤ではありましたが、悶々と考えていてもどうしようもありません。

とりあえずは、タイヤを1本だけ買って交換するという事態は避けられ、修理対応で済んだわけですし、佐藤のお仕事的にも休める状況であったことが幸いであった、これで良しとした方がよいのです。

それにしてもなぁ、こんなにもパンク、パンク、パンクってあるのかなぁ。

普通は色んなことが重なってもせいぜいパンク、パンクくらいで、パンク、パンク、パンクはそうないよなぁ。

う~ん、パンクパンクパンクってなぁ、などと考えておりましたら、

「なんだか、佐藤ってパンカーだな…」

などということを思いました

その上、3回も同じ箇所ですから、まぁ、言ってみればスリーパンカーです。

佐藤はギャンブルはほとんどしたことがありませんが、スリーパンカーはスリーセブンのようでもあり、すごくラッキーな気さえしてきます。

もしかすると、このスリーパンカーは何か良いことが起こる前兆なのかもしれません。

そう思い、信じ、願い、祈り、念じ、自己暗示をかけ、前を向き、空を見上げ、大きく深呼吸して心を落ち着かせてポジティブになることといたしました。

何事も、気持ちの持ちようです。

そんなわけで、現在の佐藤の自家用車は通常と変わらない走行ができており快適です。

今後は大丈夫だろうか、まさかのフォーパンカーにならないだろうかという一抹の不安がないわけではないのですが、まぁ、考えないこととします。

それよりも、工場長からは「摩耗具合から見ると、来年辺りには夏タイヤは買い替えた方がいいですね」と別の悩ましいお話しがありました。

メーカー別に3パターンほど見積りを出してもらいましたが、おおよその目途は理解していたものの、やはりその価格を目の当たりにすると、

ふぅ…、そうですか…。

と、静かになるほどの金額になっておりました…。

タイヤはパンクだけが問題ではないのです。

皆様におかれましては、タイヤの買い替えはともかくとして、パンクにはくれぐれもご注意ください。

また、パンクに関する何らかのエピソードなどをお持ちの方がおりましたら、ぜひ聞かせていただければと思います。

新タイヤの見積り価格に驚いた佐藤ではありましたが、やはり長年お世話になっているいつものディーラーさんですので、工場長には、

「まぁ、なんだかんだ言ってもここからの工場長値引きがあると思うので、めっちゃ期待してます!!」

と、力強く宣言しておきました。

すんごい長さのネジを持ってきた時以上に苦笑いの工場長ではありましたが、佐藤は工場長パワーを信じております。

それでは。

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