ムロフキ。

2020年6月19日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

佐藤のデスクのある医事課内には洗面台があるのですが、先日、手を洗おうとしましたらあることに気が付きました。

それは、洗面台の脇にある小型のボックスにちょこんと置いてあったスポンジです。

どこにでも売られている食器などを洗うために用いるスポンジなのですが、その表面に油性マジックで何かの文字が書かれているのが目に入りました。

そこには、









『ムロフキ』

と、縦書きのカタカナで書かれていたのです。

はて、ムロフキとは何のことだろうと佐藤は考えました。

もしかするとすぐに気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは実際には「ムロフキ」ではなく、「台フキ」と書いてあったのです。

つまり、漢字の「台」がカタカナの「ム」と「ロ」に見えたのでした。

スポンジに書いてある文字が佐藤から見ますと逆になっていたことから見間違えにつながった可能性が高いのですが、それにしても「台」の漢字のパーツがそれぞれあまりに大きくてバランスが悪かったり、なぜ「フキ」は「ふき」や「拭き」の表記でないのだろうかとも思いましたが、とにかく字の汚い佐藤にはこの点については何も言えません。

しっかりと清掃を行い、且つ清潔に洗面所を保っていくために、きっちりと間違いのなきように記したムロフキ、いえ、台フキの表記ですから、むしろ書いてくれたスタッフには感謝しなければいけないのです。

さてこのムロフキ、それだけを見るともちろん何のことだかさっぱりわかりません。

しかしながら、通常ではまず導き出されることのない言葉にせっかく出会えたわけですから、少しこのムロフキという言葉を使って想像を膨らませてみたいと思います。

【ムロフキ】
様々な国のトップリーグで指揮を執ったサッカーチームの監督、ムロフキ氏のこと。超攻撃的フットボールを掲げ、3点取られても4点取って勝つことを信条とし、常に攻撃的なチームを作り上げることで有名。若手選手の育成にも非常に長けており、またその人柄から「ムシャ」の愛称で多くのサポーターからも親しまれている。

【ムロフキ】
室(むろ)の中で調理し、息を吹きかけながら食べる熱々の料理のこと。ムロフキ大根がよく知られているが、室の中で熟成させた漬物を入れるムロフキ鍋や、室の中で干物にした魚介類を入れたムロフキ汁などの郷土料理も存在する。

【ムロフキ】
小学校や中学校で用いられる標語。『(ム)無駄に(ロ)廊下を走らない(フ)不可能なことは(キ)きっとない』の頭文字を取ったもの。学校生活の基本である廊下を走らないことに加え、ポジティブな考えを常に持ち続けようという意味で全国の学校で使用されている。ムロフキ活動、ムロフキ運動など。 

【ムロフキ】
ロックバンドの名称。男性3人組のユニットであり、それぞれ別のバンドで活躍していた室谷(ヴォーカル)、藤田(ギター)、北村(ベース)が集まり結成された。バンド名はメンバーの名前に由来する。デビュー曲でありバンド名にも絡めた『ムキムキロックなフードコートでキックオフ』がいきなりミリオンセラーを記録するなど老若男女問わず絶大な人気を誇っている。

【ムロフキ】
南米で発見された遺跡群のこと。現在もなお謎に包まれた点が非常に多くある。特に遺跡内で発見された壁画には、スマートフォンを操作する人のような絵があり、世界中の研究者達が大きな関心を寄せている。日本では『ムロフキ遺跡』と呼ぶことが一般的だが、本来、現地での呼称は『ム・ロフキー遺跡』である。

【ムロフキ】
特に若者の間でよく使用される言葉のこと。「ほらふき」の逆で、物事や自分自身を必要以上に過小評価したり、卑下している者に対して使われる。『あの発言、ムロフキってるよね』『あいつ、最近ムロフキじゃね?』など。

【ムロフキ】
佐藤を表す言葉の頭文字を取ったもの。
『(ム)虫嫌い(ロ)ロッテのチョコ好き(フ)太ってる(キ)キットカットも大好き』
『(ム)昔から(ロ)ロック好き(フ)フットボール好き(キ)キンキンに冷えたビールはもっと好き』

と、いうことで、思うがままにイメージしまして、佐藤の完全なるフィクションとしてムロフキを語ってみましたが、いかがでしたでしょうか。

ちなみに、見間違えということで言いますと、以前ブログ内でお伝えしたことがありますが、佐藤はお菓子の「ラングドシャ」のことを長らく「ランドグシャ」だと思っており、様々な場面で発言していたという恥ずかしい過去があります。

今回のブログを書くにあたりその点が思い出され、どこかで触れようと更新用のページ内にメモとして「ランドグシャ」と打ち込んだ際、ついつい変換キーを押してしまったのですが、結果として次のように変換されて出てきました。

『乱奴愚者』

なんともおそろしい雰囲気が満載です。

「台フキ」と「ムロフキ」もそうですが、ちょっとした違いや見間違え、日常の中にある些細な発見からも色々なことが思いついたり全く然違った意味合いになるものです。

これをもっと他のことに活用できないものかと考えたりもするのですが、まぁ、ブログ内で自由奔放におもしろおかしく文章を綴る以外には活かせそうにありません(笑)。

そんなわけで、これからも佐藤的につらつらと思うがままに自然に綴っていくブログにお付き合いください。

それでは。

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