こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。
先日、音楽番組を見ていたところ、2002年にリリースされたあるバンドの曲を、元メンバーのヴォーカルの方がソロで歌っている映像が流れておりました。
2002年と言えば佐藤が社会人になったばかりの頃ですので、非常に懐かしい気持ちで聴いていたのですが、その曲は思った以上に、そして想像以上に、
「あらためて聴くといい曲だなぁ」
と、感じたのです。
歌っていた方は、正直なところ、当時の面影はあるものの、佐藤の記憶の中にあるそのバンドのヴォーカルの方のイメージとはかなり違っておりました。
曲をリリースした当時から考えると、実に18年の月日が流れておりますので、それも当然と言えば当然なのですが、どうしても佐藤の中ではかつてのイメージだけが残っておりましたので、なかなかに驚きながらテレビを見ていたのです。
そして、聞き終えた後には、気付けばYouTubeでその曲の動画を探しておりました。
不思議なもので、その当時はそこまで何も思わなかった曲が、時を経てから聴くことで今回のようにとても良く感じられるということがあります。
それはたまたまなのか、その時々の心境によるものなのか、佐藤自身も時を経ることで様々な変化があり曲の感じ方が変わったからなのか、それはわかりません。
今回についても、その理由はいまいち自分の中でもはっきりはしないのですが、ただ、一つ言えることといたしましては、今は、日々その曲を聴いております。
そして、私佐藤、リリースされた18年前から知ってはいたその曲を、2020年となったここにきて、完璧に覚えて歌おうとしております(笑)。
どうにも気になったりお気に入りの曲がありますと佐藤は、
集中的にその曲を聴いてメロディーとリズムを覚え、
歌詞を覚え、
ご本人のライヴ映像などを見たり、
一般の方のバンド演奏も見てみたり、
カラオケで歌っている方の映像もチェックしてみたり、
ベース音だけのものをよく聴いてみたり、
歌が入っていない音源の様々なバージョンを聴いたりして、
色々な角度からその曲を聴き、感じながら覚えていくのです。
その期間はとても楽しいですし、覚えて歌えるようになるのは嬉しくもあります。
このあたり、佐藤、自称ヴォーカリストでありますので、やはりその思いがこのような行動につながっているのだと自分の中では感じておりますが、では、それが何かの役に立っているのかと言えば、まぁ、ほぼ役立ってはいません…。
ただ、佐藤にとっては音楽というものは一つの趣味のようなものであり、なくてはならないものであり、楽しめるものなのは間違いないのです。
そして、今回のようなケースの場合などは、佐藤の中では、あくまでも個人的に、そして勝手にではありますが、その曲を「単に覚える」とか、「ただ歌えるようになる」ではなく、
「この曲をカバーする」
と、言っております。
プロのミュージシャンの皆様、勝手にカバーしてしまい申し訳ありません。
いえ、このような表現となり、申し訳ありません。
ただ、やはり佐藤の中ではただ覚えるではなくカバーするでありまして、淡々と歌うとか、声真似をして歌うとか、鼻歌交じりに歌うとか、軽く踊りながら歌うとか、スキップしながら歌うとか、そのようなことではなく、あくまでも佐藤のオリジナリティを若干加えつつ、自身の声質などに合わせて歌うことを最終的な目標としているのです。
まぁ、でも、結局は、ただの素人の歌好きの歌、でしかないのですが(笑)。
何にせよ、音楽は佐藤の中では楽しく、そして自由なものですので、どなたかに迷惑をおかけするわけでなければ、その人それぞれの方法で楽しめればよいのだと考えております。
そんなわけで、今、このブログを書いている最中も自然と頭の中にはその曲が流れておりまして、気付けば軽く足でリズムを刻んでいたり、キーボードのタイピングに合わせてメロディーが浮かんできたり、通勤中の車内で熱唱してみたり、自宅でなかなかの声量で歌っている際にはテレビのリモコンをマイクのように握りしめたりしている最近なのです。
佐藤は今回の曲を耳にする少し前にも、夏で有名なバンドの方々のある曲が頭から離れなくなり、先ほどお伝えしたような流れでカバーが完了したところでしたので、最近はカバーしたくなる懐かしの曲が多いなとの印象でおります。
ちなみに、ブログの最初に書きました音楽番組ですが、なぜかネット上にはその撮影風景と、さらにはテレビでオンエアされた映像とが公開されておりました。
撮影風景などは特に興味深かったです。
カメラさんが歌っている方の顔のすぐ近くにまで寄っていく様子なども、少し離れたところからの映像としてしっかり映っていたものですから、
「テレビで見ているとごく自然にアングルの切り替えを見ているけれど、こうして撮影しているところを目にすると、歌手の方はよく気にせずに歌っているなぁ、さすがにプロだな」
と、思いました。
おそらく、佐藤であれば、顔のすぐ近くにカメラさんが寄ってきましたら、ついついそちらの方向に目線を向けてしまうことでしょう。
そうなりますと、何らかのアクションをしなければ気持ち的に落ち着かない感じになりますし、どうしても真面目な動きではなくコミカルでおもしろい動きをしてしまいそうですし、最終的にはその動きに合わせた声も発してしまいそうで、歌が成立しないかもしれません。
まぁ、カメラさんが近くにやってくる環境で歌うことはまずないでしょうが…。
皆様におかれましては、時を経てからその良さに気付いた曲などはありますでしょうか。
普段はなかなか過去の曲を聴かなかったり、そもそも思い出すこともないのかもしれませんが、何かのきっかけで久しぶりに聴くことにより、新たな発見や新しい感覚になるというのはなかなかにおもしろいものです。
ご自宅等で過ごす機会も多い最近ですので、テレビ番組でたまたま目にするだけではなく、様々な媒体で懐かしい音楽を聴いてみたり、ご自身の所有する何らかの音源を振り返ってみるのもよいのではないでしょうか。
今回、佐藤的カバーを試みている曲が何なのか知りたい、その前にカバーした曲も知りたい、佐藤にこの曲をカバーしてもらいたい、いやむしろカバーアルバムを出してほしい、などという特異な思いをお持ちの方が万が一いらっしゃいましたら、佐藤的には大歓迎で、そして全力でお応えいたしますので、お気軽にご一報ください。
これからも音楽を楽しみ、歌い、時にカバーし、佐藤的に大切なもの、をずっと大切にしながら過ごしていきたいと考えております。
それでは。