吹雪の中の小学生。

2021年2月5日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

先日、朝の出勤時にものすごい吹雪となっている時間帯があったのですが、その時の信号待ちでふと周囲を見ますと、歩いている子ども達の列が視界に入ってまいりました。

そうです、小学生達が登校していたのです。

何気なく見ているとごく当たり前のシーンなのですが、冷静に考えると、

小学生…、すごいな…!

と思いました。

なにせ、外は猛吹雪です。

そんな中、6年生や5年生といった高学年の児童達だけではなく、低学年と思われる身体の小さな子ども達も、ランドセルを背負って雪と風と寒さの中を歩いているのです。

佐藤はその日の朝、自宅の玄関から車に乗り込むまでのほんの僅かな距離であっても、「うわぁ~!吹雪いてるっ!そして寒っ!!」と思いながら足早に移動しました。(そしてその結果滑って転びそうにもなりました…)

また、当院が近づくにつれ、「職員駐車場から職員玄関までもけっこう大変だな、この吹雪と寒さ…」などとすら考えていたのです。

さらに、その他のプライベートな時間のことを思い出してみましても、

「今日は雪もすごいし、何より寒いし、出かけるのはやめておこう…」とか、

「すぐそこのコンビニまで歩いて行ってこよう。…いや、この風と雪と気温じゃあ車だな」とか、

「寒いから、スーパーに到着したら何とかして入口すぐ近くで駐車できる場所を探して確保しなければ…!」だとか、

雪を避け、何よりもとにかく寒さを感じる時間帯を最小限の中の最小限、最も少なくごくごく僅かな瞬間に何とかして収めなければと真剣に且つ事あるごとに考えてしまっております。

一方で小学生はと言いますと、ものすごい吹雪と寒さの中で、スキーを担いで歩いている児童すらいるのです。

小学生、本当に逞しいなぁ、と思うと同時に、佐藤、軟弱極まりないな…、とも思えました…。

ただ、子ども達自身からしますと、今の佐藤が感じるほどは寒さや大変さを感じていないのかもしれません。

この寒がり冬苦手もちろん雪すかしもできればしたくない佐藤、におきましても、小学生だった頃にはやはり冬であっても毎日歩いて登校し、さらに校内においては真冬でも半袖のTシャツで過ごしていたのです。

当時の佐藤はぽっちゃりとはしておらず脂肪のヒートテックはまとっておりませんでしたが、代謝の良さや基礎体温の関係、そして何よりも活動量や元気が今とは違ったのだと思われます。

一体いつの頃から、今のように寒さをとにかく避けるようになったのか、少し考えてみました。

すると、大学生の時までは冬でも割と歩くことがありましたので、やはり社会人になって、自分も周囲も車を運転することが当たり前になったことが大きいのかな、という結論に達したのです。

人間、楽を知り覚えると、なかなかそこからは抜け出せないものですね…。

その後はどんどん年齢を重ねるごとに、おそらくは基礎代謝が落ちていき、体温も低めに経過していると考えられますし、一方で太って脂肪は多くなっていることから冬でも雪すかしなどをしていれば暑くて汗をかきますし、何とも切ない状況に落ち着いてしまっております。

かと言って、今のこの佐藤が小学生を見習って吹雪と極寒の中を積極的に歩いたところで、結果的には体調を崩して周囲にも大きな迷惑をかけることになるのは間違いありません。

小学生達のように逞しく、そして小学生であった頃の佐藤のように寒さや雪をものともせずに過ごすためには、今の自分を冷静に把握し、正面から向き合い、そして現在の佐藤にできることをするしかないのです。

そう考えますと、自宅などで身体を動かしたり筋トレをしていくことなどが現実的かなと思われるのですが、なかなかそのような時間を日々しっかり確保することも決して簡単ではありません。

で、あれば、ダイエットで体重を落とすという別の重要ミッションはあるにせよ、ひとまずそこは置いておき、他にできることと言えばさらなる元気を出すくらいのものなのです。

とにかく元気を出し、テンションを上げて寒さや吹雪に対抗する、これしかありません。

まぁ、正直なところ元気だけでどうにかなるものではないような気もいたしますが、気持ちの部分によるところは様々な事柄において実に大きいとも感じていることから、特に意識していきたいと考えております。

念のためにお伝えしておきますと、現在の佐藤、元気がないわけではありませんのでご心配は無用です。

十分元気でありますが、より元気に磨きをかけまして、界王拳で例えるならば4倍程度に相当する元気にまで引き上げたいと考えております。

そうすることにより、小学生達とも十分に渡り合える寒さと吹雪への耐性を身に付け、残りの冬を乗り切っていこうという計画です。

このように書きましたら、まるで佐藤が小学生をライバル視しているように思われるかもしれませんが、そのようなことはございません。

過去には、ブログ内において、佐藤と小学生、夏が終わった後もどちらか長く半袖着用で過ごし続けるか対決(公式戦ではなくあくまでも佐藤の中での対決です)についてご紹介したこともあるように記憶しておりますが、あくまでもこれは参考であり、決して敵やライバルではないのです。

現在におきましても、小学生の登校場面を見てすごいな、佐藤も負けていられないな、あの頃を思い出さなければ、などと日々の生活の参考や糧にしたいと考えてはいるものの、張り合おうなどという思いは全くありません。

本当は、できることならば、寒さと吹雪の中で歩いている小学生達に、「すごいね、気をつけてね」とか、「寒いけど風邪ひかないようにね」とか、「勉強頑張って!」との思いを込めて、ブラックサンダーやら鬼滅の刃のお菓子やらをプレゼントしたいくらいなのです。

ただ、佐藤が登下校中の小学生にお菓子を配るなどということをしましたら、単に怪しいおじさんとして通報されてしまうかもしれませんので、やめておきます。

とにかく、小学生達の安全と健康を願いつつ、佐藤もより元気を出していこうと思っているところなのです。

まだまだ寒さと雪には注意をしなければいけない時期ではありますが、2月が過ぎればきっと春の気配を感じて気持ちも軽くなるはず、同時にその頃には佐藤の身体も軽くなっているはず、という期待と希望と自分へのプレッシャーを込めながら本日のブログといたします。

もしも、吹雪の中を歩いている佐藤を見かけた際にはぜひとも励ましのお言葉をいただければと思いますが、小学生になりきろうとしてランドセルを背負っているようでしたら、「そんなにお腹の出ている小学生はまずいませんよ」と優しく諭していただけますと幸いです。

それでは。

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