虫に注意が必要な季節です。~虫取り三人衆~

2021年7月9日金曜日

日常

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こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

現在のこの季節、暑さへの対策は非常に重要でありますが、もう1つ、大変重大であり、佐藤にとっては本当に、心から必要な対策があります。

それは、虫対策です。

佐藤が虫を苦手としていることは、何度もブログ内でご報告してきました。

また、「カメムシ」こと「K」が佐藤の周囲に発生した際には、スタッフより「コードK」が発令されるということも幾度となくお伝えしてきましたので、佐藤がどれほど虫嫌いかをご存知の方も多いことかと思います。

さて、現在のような夏という季節では、虫はとても活発に動きますので、日常生活の中でもその存在を目にすることがかなり多い時期です。

特に、当院のありますここ手稲金山地区は素晴しい自然に囲まれており、敷地の内外にはあちこちに木や葉や花や野菜や色々なものがあることから、虫にとってはまさに楽園と言えます。

それに加え現在は感染対策上の観点から、あちこちの窓やドアを開けるなどして換気を徹底しておりますので、虫達が容易に院内へと遊びに来ることができる環境なのです。

そうなりますと、特に正面玄関のある外来ホールには、チョウやガや、ハチやアブや、ハエやカや、クモやケムシや、何だかよくわからないこれまでに見たこともないような虫などなどが、頻繁に、そうです、頻繁に出現してしまいます。

しかも、それらのほとんどが大変よく育っており、つまりは巨大でして、佐藤これを「金山サイズ」と呼んでおりますが、そのようなビッグな虫達が来院することによって一時的に混乱、いえ、大騒ぎ、いや、お祭り騒ぎ、でもなく、ちょっとしたバタつき状態となるのです。

佐藤のデスクも外来ホールにほど近いところにありますから、当然、佐藤自身もその騒動の中にはおり、虫がこちらにきませんようにと強く願いながら、また虫の気配を敏感に察知しながら業務にあたっております。

虫に対しての心配は尽きませんが、佐藤と同じ部署の中には大変心強いスタッフがいるのです。

そのスタッフのことを、佐藤は「虫取り大将」と「虫取り職人」と呼んでおり、2名はそれぞれ何が違うのかと言いますと、以下のようになります。

【虫取り大将】
診療情報管理士として業務に使用するシステム「病歴大将」を操るベテラン。虫取りの際の武器は「ハエ叩き」1本。これまでには、巨大で気性の荒い虫達を表情ひとつ変えずに倒してきた経歴を持つ。

基本的に、このスタッフに依頼をした場合は、虫を確実に駆除する。

【虫取り職人】
若手のホープとして日々奮闘しながら、虫取りの際には「ほうきとちりとり」の二刀流で戦いに挑む。狭く入り組んだ場所に虫が出現しようとも焦らず、時には素手を使ってまで捕獲する姿はまさに職人である。

基本的に、このスタッフに依頼をした場合は、虫は優しく自然に帰すこととなる。

それぞれに特徴が違いますので、佐藤が召喚する場合にはケースバイケースとしておりますが、特に大物がブンブン飛び回って非常に危険な時などは、どちらも同時に出動となり、迅速に事態を収束させます。

さらに心強いのは、昨年より、この2名に加えてさらなる若手の星が加わったことです。

見た目や性格の柔和さとは対照的に、そのスタッフは総合格闘技を習っているということもありますので、虫どころかある程度の動物が侵入しても対応可能と考えております。

おそらく、今後は「虫取りファイター」として大いに活躍してくれることでしょう。

つい先日などは、外来ホールを飛び回る大きな虫がいまして、佐藤がトイレから帰ってきたところ外来師長に呼び止められたのですが、その次の瞬間には虫取り大将がハエ叩き片手にスタスタと出陣し、その奥から虫取り職人がほうきとちりとりを持って素早く現れ、さらには虫取りファイターが辺りを警戒するという、無駄のない完璧なフォーメーションで対応しておりました。

佐藤の虫対応の最大の武器は自らの「息」しかなく、フーフー吹いて追い払うことくらいしかできない上、今ではマスクを常に着用していることからその技も使えません。

よって、佐藤への虫取り依頼は最も不適格であると言えるのですが、虫取り三人衆の出動によりいち部署として助けになれたものと考えております。

まぁ、虫取りに関しては、佐藤は何の指導や助言もスタッフ達には行っておりませんが…。

とにかく、今の季節は虫には注意が必要です。

ただ単に見た目がなぁ、うへぇ…、という種類の虫であればまだよいのですが、中には刺された際に大変なことになりかねないものもおりますので、来院される患者様やご家族様、そしてスタッフを守るためにもしっかりとした対策、対応をしていかなければなりません。

もちろん、あちこちの窓には網戸もついていますし、病棟内や病室においてはこのような虫騒ぎはありませんので、ご安心ください。

外来ホールにおきましては、ご紹介したスタッフを中心に対応してまいります。

ちなみに、佐藤、虫が苦手と言いますが、全く対応できないわけではありません。

その種類や大きさ、佐藤の気分やコンディションにもよりますが、ティッシュを何重にもしてさらに予備のティッシュを持ち駆除することは(稀に)あります。

ただ佐藤、虫の見た目が苦手というだけではなく、万が一刺されたり、直接触れたりした際には皮膚などに影響が出てしまうことがあるのです。

これまでには虫刺されが悪化して足がパンパンに腫れ、靴を履くのも大変になったり、ウォーキング中にケムシの毛が飛んできてふくらはぎの辺りが真っ赤になったことなどがあります。

そのため、虫という虫には常に最大レベルでの警戒を行っているのです。

決して、虫が怖いわけではありません。

虫からすれば、自分の何十倍も大きく、ぽにゃぽにゃしたお腹周りの佐藤の方が、よっぽど怖いはずです。

佐藤は自分のお腹の脂肪がある意味ではコワイのですが、虫は怖くありません。

お伝えしましたような体調管理上の観点と、虫取りのスキルがあまり高くないことから万が一にでも取り逃がした場合に大変な騒動とならぬよう、虫取り三人衆を出動させているにすぎないのです。

本当です。

デスク周りで虫を発見した際にはすぐに三人衆の誰かを召喚しますし、佐藤が虫だ虫だと騒いでいれば大将か職人かファイターの誰かは自然ときてくれますし、三人衆が近くにいない場合は自ら探しに行きますが、虫は怖くありません。

でも、できれば、虫には遭遇しないのが一番です。

お互いに距離を取り、虫達との間におきましてもソーシャルディスタンスを保つこと、これが重要と考えております。

現在の社会情勢等を考えれば、屋外や自然の中でレジャーなどを楽しまれる方も多いことと思いますが、ぜひとも虫にはご注意ください。

虫取りには自信がある、佐藤の周囲でぜひ虫専用のボディガードをしたい、虫と友達なので近くに遊びに来ないように交渉できる、そのような方がもしもいらっしゃいましたら、佐藤までぜひご一報いただければと思います。

それでは。

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