つい先日のこと、子どもの理科のテストの答案用紙を見たのですが、そこには北海道の地理や特色に関する問題が出題されておりました。
北海道の地図があり、地名が書かれていて、じゃがいもやたまねぎや小麦など、栽培されている農作物についても記載されていたのです。
さて、それらを踏まえていくつかの問題へと続くわけですが、何題かについては語群の中から言葉を選び、穴埋めをする形式のものになっておりました。
語群は以下の通りです。
【太平洋・北・南・大西洋・北方りょう土】
1問目:『北海道は( )、日本海、オホーツク海の3つの海にかこまれている』
括弧の中に入る正解は「太平洋」であり、何の問題もなく正解しておりました。
2問目:『北海道は、日本でいちばん( )に位置する都道府県である』
我々大人であれば、もちろん語群などなくてもいとも簡単に正解できる問題です。
小学生であっても、佐藤の感覚としましては、ご紹介した語群があることからも、特に北海道在住であればとても簡単に正解を選ぶことができるものと思います、いえ、思っておりました。
2問目について、佐藤が見た答案用紙そのままに記したいと思います。
『北海道は、日本でいちばん( いね )に位置する都道府県である』
…。
……。
……は??
ははぁ~???
ほ、北海道が、い、いねに位置するとは、どういうこっちゃ…。
北海道は日本の中で最もいねな場所なのか~、そうかそうか、そうだよなぁ、北でも南でもなく、いねだよなぁ。
などとなるわけもなく、おいおいおい~!ちょっとちょっと~!ツッコミどころが満載過ぎるんですけど!と、佐藤はおかしいやら頭を抱えてしまいそうやら、とても複雑でした。
そもそも、まず語群の中から選んでいません。
確かに、語群のすぐ上の北海道地図には「いね」やら「乳牛」やらの記載があったのです。
しかし、しかしです、それでも何でも、問題文的に、「いね」の選択肢はど~考えてもないだろうと思いますし、いったい何を読んで何を聞いて、どうなっちゃって「北海道は日本で一番いねに位置している」ことになったのか、不思議でたまりませんでした。
ちなみに、3問目の問題と記してあった内容は以下の通りです。
『北海道の東には、( 歯舞群鳥 )とよばれる島々がある』
う~~ん、おしいっ!
と、いうよりも、あれこれ色々違っててこっちもどこから教えればいいのか困ってしまう上に、笑いを堪えられない!
と、いう状況でした。
まず、正解は語群の中の「北方りょう土」です。
確かに地図上には歯舞群島という表記もありましたが、そもそも語群の中には含まれておりません。
そして、皆様、お気付きになりましたでしょうか。
答案用紙に書かれていたのは、歯舞群島ではなく、歯舞群「鳥」なのです。
ど、ど、ど、どんな鳥なんだそれー!
と、ツッコミたくなりましたし、何と言いましょうか、「考」と「孝」の間違いのように、ある意味ありがちなのかもしれませんが、「島」が「鳥」になっていたら、意味合いが全くもって違ってしまうのです。
佐藤、正直なところ、若干の間、ぽかーんとした時間ができてしまいましたが、そのテスト全体的にはまずまずの出来でして、点数としてはそれほど悪いものでもありませんでした。
それだけに、こんなに何とも言えないおもしろおかしいミスによって点数を下げてしまうというのは、とても勿体ないなと感じたのです。
正しい答えや、その他諸々の間違いについてはしっかりと教えましたが、まぁ~、何と言いますか、本当におもしろいはおもしろいですよね。
実際のところは、笑ってばかりもいられない状態のテストの内容ですが、それでも、こうしてぜひともブログで綴ってしまおうとも思えるほどのおもしろさでしたので、まぁ、今後気をつけてもらうとして、よしとしたいと考えております。
佐藤自身が小学生であった時は、成績が良かったわけでは決してありませんし、そもそも勉強自体全くしておりませんでしたので、あれこれと言えないのかもしれませんが、やはり後々に苦労しないためにもしっかり学んで、きちんとした考え方を身に付けてもらいたいなとは強く思うのです。
それは、今後の佐藤の取り組みや関わり方も重要と認識しておりますが、とにかく、細かなことは抜きにして、深く考えないことすれば、笑えました。
自分が小学生だった頃も、テストでおもしろいことを書いていたのでしょうか。
考えてみても、なかなか思い出せません。
空欄とか、記号問題を適当に選んで運任せ、というのはかなりあったかと思いますが…。
ブログをご覧の皆様ご自身が記したことのあるおもしろい回答、あるいは周囲で見聞きした楽しい答えがありましたら、ぜひお聞かせください。
それでは。