先日、スーパーに行って鍋の素やスープのコーナーを見ていましたら、こんなものを見つけました。
『くさい鍋』
えっ！？
えっ？えっ？
く、くさい鍋！？
ものすごく興味がありましたので、佐藤はすぐに手に取ったのですが、正しくは「くさい鍋」ではなく「はくさいの鍋」でありました…。
陳列棚の陰に隠れて、「は」だけが見えなかったのです。
ただ、佐藤、「くさい鍋」という文字を見ても、決してこのブログの中では書けないような内容の何かを思い浮かべたわけではありません。
どちらかというと、たとえばガーリック感が満載でとか、トンコツ背脂全開でとか、そういった美味しい方面の、ある意味ではくささ、かなと思ったのです。
佐藤はガーリックやトンコツなどは好きですので、それで「くさい鍋」に大変な興味を持ったのでした。
本当です。
まさかスーパーの食品コーナーに本気の、本当の「くさい鍋」などがあるはずもないのです。
特段、おかしな方向の期待はせずにいた佐藤ですので、その点だけはしっかりと記しておきたいと思います。
さて、この、「はくさい鍋の素」ですが、調べてみると非常にだしのきいた上品な味付けのスープであるようです。
佐藤はサラミやスパイスといった言葉と同様に、「だし」というキーワードにもかなり惹かれてしまいますので、その鍋の素を購入したいなとも考えたのですが、結果的には見送りました。
なぜなら、佐藤のこれまでの経験上、上品なだし系の鍋は、かなり味が薄くなってしまうからです。
これは、もちろん鍋の素やスープ自体に問題があるわけではありません。
それそのものは本当に美味しいスープなのですが、佐藤は鍋の具材をあれやこれやと入れてしまう上に、その量もなかなかのものになることから、野菜などから出た水分によって味が薄くなってしまうと考えられるのです。
ならば、バランスを考えて適量の食材を入れ、上品で素晴しく香るだしを堪能する、というのがジェントルメンの目指す鍋のような気もするのですが、現段階では、佐藤はがっつりあれこれ入れて食べる鍋、が好きなことからなかなか難しいのかもしれません。
でも、だしのきいているものは鍋に限らずとても好きです。
今年も鍋の美味しい季節になりつつあり、スーパーでも新商品を見かけるなどして気になるのですが、佐藤としては「エバラのキムチ鍋の素」（近年はマイルド味）と「まつやのとり野菜みそ鍋スープ」が定番であり、非常におすすめとなっております。
いくつかは新しい味にもチャレンジしてみたのですが、結局はご紹介したツートップに戻っている状況です。
今年も新たな鍋の素、スープに挑戦してみようとの思いでおりますので、皆様のおすすめの商品がありましたらぜひお聞かせください。
とんでもなく濃いだしで、どんどん具材を入れてもだし感を堪能できるものがあれば特に知りたいです。
また、あまり一般的ではないものの、鍋に入れると美味しい具材やトッピングなどがありましたらこちらもぜひ教えていただければと思います。
週末はかなりの寒さとなりそうですので、鍋など温かいものを食べつつ秋を楽しみましょう。
部屋の中をとてつもなく暖かくして冷たいものを食べる、というのもある意味楽しいのですが、エネルギーの無駄使いにならぬよう、自粛いたします。
それでは。
