当院で新たにキャノンメディカル社製80列CT「Aquilion Lightning」を導入しました。
キャノンメディカル社製80列CT 「Aquilion Lightning」 |
今まで当院では、16列のCTを採用していましたが、
患者様により優しく、安心して、高画質で確かな診断を提供するために高性能機種のCT導入を行いました。
病院でよく目にする“CTの列数”ですが、
16列から80列になると患者様にとってどのようなメリットがあるのでしょうか??
ずばり、大きなメリットは3つあります。
1、検査時間が大幅に短縮されます。(約3分の1)
2、被ばく線量が軽減されます。
3、正確な画像診断により病気の早期発見・早期治療に役立ちます。
このように高性能なCT導入により、患者様への検査による負担軽減へと繋がります。
新しく導入した機器を使用して、当院の理念でもある「地域から必要とされ、愛し愛される病院」を目指して地域社会に貢献していきたいと思います。
そして、今回のCT入替工事にあたり
日頃より大変お世話になっております中垣病院様のご協力のもと、工事が円滑に進んでおります。
当院ではCT機器が1台しかないため工事中はCTが使用できない状況でした。
そこで、中垣病院様にCT検査を引き受けていただけないかご相談したところ、快く引き受けてくださいました。
突然のご相談にもかかわらず、本当にありがとうございました。
工事の様子 |
私たちの部署では、
患者様が必要な医療サービスを受けることができるように、地域の医療機関と連絡を取り合って、調整したり、支援したりする役割を担っています。
近年では、地域包括ケアシステムの推進により住み慣れた住まいでの生活が維持できるように、地域ごとに様々な関係機関と連携することがますます求められています。
例えば、
体調が悪い際には、病院(急性期病院)に受診しますよね?
もし、治療を終えてリハビリが必要になると急性期病院から回復期病院(リハビリ病院)へと入院になります。
そして、ご自宅に退院した後も、支援が必要であれば介護サービスや様々な施設を利用するかと思います。
実はこちらの一連の流れは、多くの医療職の方と連携することにより達成できています。
このような連携を構築するためには、医療機関の皆さまと協力して働くことで、患者様にとって最適な医療を提供することができているのです。
私たちはこれからも「地域の皆さまから必要とされる病院、必要とされる地域医療連携室」であり続けるために医療機関の皆さまと連携していきたいと考えております。
改めまして、日頃より連携を図ってくださる医療機関の皆さま、日々のご協力や医療連携等、ありがとうございます。