こんにちは、医事課の濱田です。
世間ではゴールデンウイークの真っただ中ですが、私たちのような医療業界では、
職種によりますが通常通りに勤務される方、シフトで勤務される方などが多いかと
思います。ご勤務される方、大変お疲れ様です。
さて、5月8日からは新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更となります。
医療提供体制や感染対策も変更となりますが、今回はそれ以外の医療費などの取り扱いに
ついてお知らせしたいと思います。
１点目は、診療費（診療報酬）についてですが今までは新型コロナウイルスに感染して
しまった場合は、外来診療の場合は、検査代金は無料（公費支援）で陽性が確定した後の
診療費についても無料（公費支援）でしたが、5/8以降は、新型コロナウイルスの治療薬の
み無料で治療薬以外の診療費・検査代は健康保険扱い（1割～3割）となります。
※PCR・LAMP検査などは、検査代だけで３割負担で2,100円になります。
２点目は、入院費ですが新型コロナウイルスに感染してしまった場合、それ以後の入院費
については、無料（収入より自己負担が発生する場合あり）でしたが、5/8以降は、
新型コロナウイルスの治療薬のみ無料で治療薬以外の診療費・検査代等は健康保険扱い
（1割～3割）となります。ただし、高額療養費（自己負担額の上限）について２万円が
減額されます（自己負担が２万円低くなる）。
いずれの取り扱いも9月末までの対応でありその後は必要性を踏まえて検討されるとのことです。
医療費の制度はただでさえ複雑になっているところ、新型コロナウイルス関係の診療報酬
については、特例が非常に多いため苦労してきたとおもいます（特に請求事務を担当してた方）。
できればこのまま収束して欲しいと願うばかりです。
なお、新型コロナウイルスのワクチンについては、令和6年（2024年）3月31日まで無料
（公費負担）となっております。
※上記の記載については、現時点（2023/5/1）での情報に基づき記載しております。
詳細は、厚生労働省のHP等を確認願います。
※自己負担額は、加入している制度や・都道府県・市町村の支援制度により異なる場合が
あります。
