デコポン。

2021年3月5日金曜日

日常

t f B! P L
こんにちは。地域医療連携室の佐藤です。

本日は『デコポン』についての話題となります。

デコポンはこれまでのブログ(「好きなフルーツベスト5」「フルーツランキングの変更」「もぐもぐタイム」「あれやこれやの落し物」)でもお伝えしてきましたように、佐藤が大好きなフルーツであり、佐藤的にはキングオブ柑橘類であると考えているのです。

爽やかなかほりと強い甘味、それでいてしつこくなく食べ応えもあって、尚且つビタミンCが豊富に含まれていて健康にも良く、その見た目も実にユニークであり、最高のフルーツの一つと言えます。

そんなデコポンですが、なぜデコポンという名称なのか、他の柑橘類とは何が違うのかなど、皆様はご存知でしょうか。

実は、デコポンという名前は登録商標であり、品種名は「不知火(しらぬひ)」です。

もともとは1972年に長崎県で「清見」と「ポンカン」を交配してできたフルーツが始まりですが、誕生した当初はへたの部分が出っ張っており不格好なことからも品種登録されることすらなく、量産もしなかったとのこと。

その後、約20年ほど経ってから熊本県の不知火町(現在の宇城市)で本格的な生産が始まり、不知火の品種名で広く知れ渡っていくことになったのです。

不知火の中でも、糖度が13度以上ありクエン酸が1.0以下という全国統一糖酸品質基準を満たし、熊本県果実農業協同組合連合会や全国の日本園芸農業協同組合連合会等を通じて出荷されたものだけが、デコポンという名前を使用することができます。

デコポンという名前は、出っ張っている突起の部分の「デコ」とポンカンの「ポン」から名付けられたそうです。

ちなみに、ポンカンのポンは原産地であるインドの地名、「プーナ」に由来するとのこと。

不知火も十分に美味しいフルーツですが、やはりデコポンになると厳しい基準もあることから味は最高です。

しかしながら、佐藤、味が保証されているとも言えるデコポンにおいても、やはりその中でより美味しいものを食べたいと考えてしまうことから、自分なりに形や色や産地などをよく見ながら購入し、食べ比べております。

また、正しいかどうかはまだ完全にはわかりませんが、デコポンの追熟についても少し調べたことから、自宅の冷蔵庫内の野菜室ではビニール袋に入れたデコポンも出番を待っている状況です。

数多くの種類がある柑橘類、そして果物の中においても、デコポンほど全てが高水準でバランスよく整っているフルーツはかなり希少であると考えております。

佐藤はデコの部分の見た目もとても好きですので、誕生した当初に不格好と言われていたことが不思議でなりません。

デコの可愛らしさと、デコを作り出してしまう自然の素晴らしさを考えると、佐藤はこの形あってこそのデコポンであると思うのです。

デコのある無しや大きさは甘さや美味しさに関係しないとのことであるものの、佐藤はいつもデコがしっかりあるものをあえて選んで購入しております。

デコポンは今の時期や春先が旬でありますが、佐藤からしますとあと少しで春が来る、冬の最終盤を感じるフルーツですので、美味しさだけではなくこれからの季節を楽しみにしながらビタミン補給をしつつ、明日もがんばろうと思わせてくれる存在なのです。

今回、デコポンのことを少し調べてみたわけですが、こんなにも美味しく人気のフルーツでさえも、誕生してから約20年間は表舞台に出てこなかったのだということを知って、これまで以上に好きになりました。

良いものはいつか必ず認められる。

諦めないことが大切。

時代と共に評価も変わる。

そんなことを思いましたので、本日以降はよりデコポンが美味しく感じられるでしょうし、より味わって食べていきたいと考えております。

初出荷の日にちなみ、3月1日は「デコポンの日」だそうです。

実は、佐藤このことは初めて知りましたが、たまたまその日にデコポンを食べておりました。

デコポンは美味しさがたくさんの反面、カロリーもなかなかと聞きますし、決して安価なフルーツでもないことからいつもは1度に食べる個数は1個の佐藤ですが、3月1日は2個食べてしまっていたものの「デコポンの日だったからいいよね」という理由も通り、ラッキーです。

毎年、この日はしっかり覚えておきたいと思います。

色々と調べる中で一番驚いたのは、アメリカではデコポンのことを「スモウ マンダリン」と呼んでいることです。

ス、スモウ?相撲??

と、びっくりしたのですが、つまりはデコの部分が力士のまげのよう見えるからそう名付けられたようなのです。

佐藤、デコポンの皮のかほりも大変好きなことから、デコの部分をむいた後にはついついその部分の匂いをかいでしまうのですが、これが力士のまげだと思うと、う~む…何ともなぁ…、という感覚になってしまいかねません。

意外な呼び方などを知るとついつい使ってみたくなるいつもの佐藤ではありますが、「スモウ マンダリン」についてだけは、なるほど面白いな、何かの時に周囲の方々に伝えようかなと思うのみで、あくまでもデコポンはデコポンとして呼んでいきたいと思います。

ちなみに、先日ラジオを聞いておりましたら、何かのCMでデコポンと言っていたのですが、その際のイントネーションが、デコポンでした。

…。

……。

文章だと伝わりませんね…。

デコポン、の言い方、イントネーションが全て並列であったのです。

佐藤は、デコポンのデコに重きを置き、発音します。

つまり、デコ!ポンです。

ところが、ラジオから流れてきたのはデコポンであり、つまりはデ・コ・ポ・ンとどこかを強めることなく、淡々とした発音でありました。

う~ん…、まぁ、結局はあまりわかりやすくはお伝えできていないかもしれません…。

とにかく、佐藤の中ではデコ!ポンと呼んでいますし、これからも呼んでいくとは思うのですが、ここ北海道においては独特の方言などもあるのが事実でありまして、淡々と並列にデコポンと呼ぶことが正解なのだとしたら、他の地域の方々と万が一デコポントークで盛り上がる際には恥ずかしい思いをすることになってしまいます。

何が正しいのかまでは調べておりませんが、もしも佐藤のデコポンの言い方、イントネーションがおかしいと感じられましたら、ぜひご指摘いただけますと幸いです。

さて、今回はとにかくデコポン一色のブログとなり、デコポンという単語をたくさん打ち込みまして、今すぐにでもデコポンを2個は食べたい、デスクの上に常にデコポンを置いておきたい、できればスーツのポケットにも1つは入れておきたいと思っている佐藤ですが、皆様はデコポンはお好きでしょうか。

お好きな方がもしもいらっしゃいましたら、お会いした際には美味しいデコポンの見分け方や好きな産地、皮のむき方や一度に口の中に入れる個数など、デコポントークをさせていただければと思います。

このブログをご覧の皆様の中でデコポン生産者の方々、生産者ではないがデコポンが自宅に余っているという方々、どちらでもないものの佐藤にデコポンを差し入れしたいという心優しい方々、などにおかれましては、いつでも大歓迎でお待ちしておりますので、ぜひ何個でもデコポンをお譲りください。

ついついデコポンのデコの部分の匂いをかいでしまう佐藤は、オレンジ色や白色の欠片が鼻の付近に付着している可能性もありますので、その際には「デコポン食べましたね?いや、デコポンのかほりを楽しみましたね?これは、コードDですね」などとおもしろおかしく教えていただければと思います。

本日は非常に気温が高くなる予想であり、外の空気にも春を感じているところです。

先日のドカ雪の後などはあまりに春が待ち遠しいことから、デコポンのデコの部分だけをそっとマスクの中に忍ばせ、そのかほりかぎ続けることで元気を出しながら業務を行なおうかとさえ思いましたが、今日のこの暖かさがあることからやめておきます。

こう書いてきましたら佐藤はデコポンの皮やかほりが好きなのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、好きなのはあくまでも果実です。

お願いをしておきながら大変恐縮ですが、もしも差し入れをいただけるのだとすれば、デコの部分だけを大量に、はどうかお控えください。

それでは。

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