佐藤、先日ふとあることを思いました。
それは、「このブログ、最近は全然写真を掲載していないな…」ということです。
もともと画像は少ないブログではありますが、それにしても振り返ってみればおそらく昨年の10月以降、約半年間も写真を掲載していないということになります。
佐藤、写真を撮ることは結構好きです。
プライベートにおきましてはiPhoneが中心となりますが、ちょっとしたことでもパシャパシャパシャパシャとあれこれ撮影をしております。
また、かつては少しだけいい感じのデジカメを片手に、デザイナーの友人と共にあちこちで撮影をし、それを加工してみたりということもありました。
もちろん、このブログ内においてもこれまでにはたくさんの写真を掲載してきており、以前は「写真祭り」と題しまして、院内外で撮影した画像に対して佐藤が思いつくままにコメントを書いていくという回もあったほどです。
しかしながら、やはり基本的には写真掲載の機会は少なく、特に近年はその傾向が顕著であると言えます。
業務中でも、プライベートでもそうですが、やはりそのものを見るということは非常にわかりやすいものでして、何かの説明などをする時にも画像や実物がある方が断然伝わりやすいことは間違いありません。
ただ、文章だからこその良さやメリットがあるのもまた事実だと思うのです。
画像で確認することは実にシンプルで直感的に理解ができますが、その一方でその詳細や意味、裏側にある事実などまでは伝えることが難しいと思います。
文章であれば、経緯、実状、今後の展望、過去のデータ、比較、などなど、好きなだけ色々なものを織り込んで作り込むことができるのです。
佐藤自身においても、特に疲労がある時などは、長々と文章を読むよりも、画像やもっと便利な動画を見る方が簡単で、スッと頭に入りやすいということは多々あります。
今の時代は映像に関するコンテンツがとても充実していて、簡単に色々なものが手に入りますし、楽しく、また勉強にもなるのです。
しかし、文章だからできること、文章だからこそ伝わること、文章を通じて想像力を働かせることもまたとても大切なのではないかと佐藤は考えております。
何かに挑戦するというほど大袈裟なものではありませんが、この文字だらけのブログに対しましても多くのご好評をいただいているところですし、今お伝えしましたような思いもあることから、写真はごく限られたものの掲載のみとし、本日に至っているのです。
だからと言って、「絶対にこれ以上は写真は載せないからな…!」と意地になっているわけでは決してありませんし、「画像ばっか見てなぁ、そんな簡単に物事を理解しようなんてぇ甘ぇ甘ぇ」などと考えているわけでもありません。
佐藤、写真は撮ることも見ることも好きなのです。
動画も、YouTubeも、絵画も漫画もテレビも音楽もぼや~っと景色を眺めることも、全部好きなのです。
ただ、このブログにおきましては、時に写真は掲載しつつも、やはり文章で何を伝えていくということも意識しながら、これまで同様のスタイルで続けていきたいと考えております。
ちなみに、「百聞は一見に如かず」というあまりに有名な言葉がありますが、佐藤、かなりお恥ずかしいことではあるものの、これを「百文は一見に如かず」だと勘違いしておりました。
百個の文章で一見に満たないのであれば、一万文で説明すればいいしね!などと考えていた自分が相当に恥ずかしいのですが、ただ、それくらいの思いはありますという部分だけはご理解いただけますと幸いです。
佐藤の好きな言葉の一つに、アインシュタイン博士の、
『想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む』
というものがあります。
佐藤が書くブログは世界を包み込むことはできないかもしれませんが、読んでくださる皆様のほんの少しの部分は包み込めますようにとの思いを込めつつ、これからも小さなことに大きな想像力を働かせて文章を書いていきたいです。
さて、本日はこのブログに写真が少ないことについての理由や佐藤の思いをお伝えしてまいりましたが、そうは言いつつもここらで再び写真祭りの開催もよいのではと考えております。
過去には夏と秋の写真祭りのみでしたので、久々に写真を掲載するのであれば春バージョンでお送りするのもよいのではと思ったのです。
ただ、近年の写真祭りは佐藤自らが撮影するのではなく、当院の地域医療連携室スタッフに「ちょっと面白いものや気になるもの撮ってきて」と依頼するのみですので、どのような写真が手元にくるのかは全くわかりません。
まさに想像力を駆使してのブログになろうかと思いますし、写真撮影の依頼を受けるスタッフからするとかなり困るかと思いますが、現在の当院やその周辺を皆様に知っていただくという意味でもよいのかなと考えておりますので、ぜひご期待ください。
想像力を鍛え、研ぎ澄まし、世界を包み込めるくらいのブログになれるよう、今後もがんばります。
それでは。